今日の料理・鹿のステーキ | Rusty Skull のブログ

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2015年3月から2年間ザンビアでボランティアとして活動。日常と非日常の記録。
現在と回想の混合。


↓地平線。山無し。平ら。

買ってきたのはVenisonと表示のある肉です。鹿肉と訳されますが、狩猟で獲られた野生のシカ類の肉です。ザンビアで、何がこれに含まれるのか知りません。以前、別のスーパーマーケットで、インパラの肉を買ったことがあります。シカ風ではありますが、厳密にはウシの仲間です。同じ偶蹄目ではありますが。
インパラ、生前のお姿とその後。この店では、Impalaと明示されていました。338g、25.20クワチャ。キロ当たり74.50クワチャ。
ImpalaImparaMeat

今日のは、こちら。何の肉なんだろう。日本では、鹿肉はその色から(紅葉の)モミジと呼ばれますが、この肉も鮮やかな赤い色をしています。インパラかも知れません。
GameとVENISON CHOPSの表示があります。314gで20.72クワチャ。キロ当り65.99クワチャ。牛肉は、キロ当たり40から90クワチャくらいです。
Venison

一部に皮が残っているようなので、切り取ります。骨付きです。厚さは1センチ半くらい。
Trimming

ニンニクを素揚げし、そのあと肉を焼きます。塩と胡椒をパラパラ。強火で片面に焼き色をつけ、裏返して中火で刻んだタマネギと一緒に蒸し焼きに。野生の肉なので、しっかり火を通します。
Grill

肉を引き上げ、残ったタマネギにワインとバルサミコ酢、塩、胡椒などなどを加えてソースにします。
ブロッコリを添えて、出来上がり。一人だとあまり見かけを気にせずに作るので、いつもこんな感じです。大玉のタマネギ1個分がそのまま乗っています。赤いニンジンがあれば、少しは見栄えも良いんでしょうが、これにニンジン1本を加えると食べきれない。半分使うとかいうのが面倒なので、いつも1本とか1個単位です。最近はそうでもありませんが、以前はキャベツも1個丸ごと料理していました。その話は、またいずれ。
Dinner

なかなかカタイ。以前食べたインパラほどでじゃないような気もするけど、よく分からない。結構な歯ごたえがあります。味は、色の割に淡白、クセはありません。
野生動物の肉を食べていつも感じるのは、牛や豚など食用に養殖された動物の肉の柔らかさ、食べやすさです。全く別の生き物なのは分かりますが、ここまで違うと、色々と考えさせられます。