新しい親友 | 黒田製作室 オルゴナイト部 

黒田製作室 オルゴナイト部 

北米先住民の思想が好きです。天然素材を使用したアクセサリー、石と聖なる輪を使った占い、アーシングなど、ワイルドと精神世界の間の住人です。
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昨日の朝は全身が強張って痛みがでた。
悪寒もあって、悔しいことに体調を
中々立ち直せずに午前中からの予定も
キャンセルさせて頂いた。。

夕方、なんとか子供を空手に送り出して
待ち時間にいつもの河原に行った。
雨上がりで濡れた草が
膝の高さまで繁ったその場所には
私以外のニンゲンはいなかった。

通り雨が過ぎた夕暮れの空は
ピンクから紫、濃紺までのグラデーションが
絵画の様に美しかった。

いつもの場所の大鷺が飛び立って南下して
寝ぐらへ帰っていった。
沢山のツバメたちがまだ水面近くで
巣の材料を探して空を切って行った。

アパッチ由来の瞑想法で
私はしばらく透明になるくらい
その場に溶け込んだ。

しばらくそうして。。
意識を肉体に戻すと、体調が回復していた。
いつもの特別の場所での
一人の時間は私の大切なメディスン。

思えばこの数年、ここで一人の時間を
どれだけ過ごして来ただろう?
この事に何か意味があるだろうか?
数年後に、沢山の時間を無駄にした!
なんて、思う事にならないだろうか?

その考えが頭の中で浮かぶのを遮る様に
別の声が聞こえた。

「お前はいま、
 とても大切な価値ある時間を
 ここで過ごしている。
 集中して感覚を研ぎ澄ませ。
 受け取る事に集中しろ。
 おまえは今非常に貴重な
 プロセスの中にいる。
 無駄なことなど一切ない。
 この瞬間に集中しろ。
 瞬間瞬間がとても貴重だ。
 それに気づけ。」

声、といっても言語ではない
バイブレーションのような情報で
意味合いとしてはこんな感じで、
確かもっと言われたけど、メモも取らずに
ひたすら射抜かれた様に立ち尽くして
メッセージを受け取っていたので
後のことは今は覚えていない。。

空に、大地に、水に,激しい風に
生き物みんなにお礼を伝えて

可哀想な桑の切り株一つ一つに
(夏に沢山の美味しい実を摘ませてもらって
 木登りも楽しませてもらったのに
 いつのまにか伐採されていた)
手を当てて話しかけた。
最初の株と2番目の株は
生体反応が薄らいでいた。
3番目の株は手を当てると
ジンジンと生エネルギーを感じた。
良かった!私はしばらくその木と
エネルギー交流をした。

暗がりで目を凝らすと、
幹のように太いその根から
新芽がいくつも吹き出しているのに
気がついた。
良かったあ!!

そんなこんなで
すっかり復活して帰宅した夜、
アメリカのサウスダコタ。。
痛ましいウォンデット・ニーの虐殺のあった地から
待ちに待った存在が私の元に到着した。


ラコタの方が作ったインディアン・ドラム。

私の心の大切な存在のシンボルの
モーニング・スターがペイントされた
ディアーの皮の貼られたドラム。。

開封してすぐにセージでスマッジングして
抱きしめて「宜しくお願いします」と
ご挨拶しました。。
これから親友の様にお付き合いするのだ。

沢山の想いが溢れて来て
嬉しさもその他に去来するものもあるけど
沢山使って付き合って仲良くなって
一個づつクリアしよう。。

私のところへ来てくれてありがとう。
これからずっと宜しくお願いします。。

ミタクエオヤシン。