Open-micが終わり、Ran+Danは帰途に、ボクらは夜のコンサートまでぶらつくことに・・・といっても小さな街だし、とりあえず何か食べようとBoccelli'sへ。
Charlieも一緒に、Horsefeathersのゲスト組Eric、Olaf+Mylene、open-micに参加してたBFのおじさん(名前? ゴメン)・・・大きなテーブルを囲んで昼下がりの遅いランチとなりました。店に入ったとき、入れ違いにテイクアウトして出て行ったのはAlejandro Escovedoだったみたい。黒ずくめの服に鋭い眼光。迫力がありました。
しかし、昨日のサンドイッチは良かったけど、今日のパスタは!!! できるかどうかわからなかったけど、Half plateで頼んだら良かった~ とにかく多い! となりでボクよりかなり細いEricがなんだかんだ言って全部食べてたのにはビックリ。 同じメニュー(Chicken Parm)を頼んでいたOlafも早々に平らげていたな~。
しばらく店でゆっくりした後、坂道をあがって街のの中心へ。開場にはまだ早いオペラハウスの向かいでEricとopen-micのおじさんが、工具店の前のベンチに座っている地元のオッチャンと立ち話。こちらの人は若い・高齢を問わず良く話しますね。ま、「若い」というのも高校生とかいうのではなく、自分くらい、あるいは30代くらいのオトナということになりますけど。そしてそのオッチャンもコンサートを見に来るらしい。Chrisファンのみならず、小さな街の立派な「オペラハウス(オープン一年だそう!)」で行なわれる土曜日のコンサートとなれば地元の皆サンのエンターテインメントなんでしょうね。
ボクはその話に加わるでもなく(聞き取れなくてついていけない。限界があるわ~・・・)ギターを置いて立っていました。 すると近くに駐車した車から降りてきた老夫婦(だんなさんは両端を跳ねさせた口ひげをたくわえテンガロンハットにポニーテール!)が会場に行こうとボクらの脇を通ってMain Streetと横断しようと・・・その時「あんたがAlejandroかい?」って声をかけられた!? ボクもさっきレストランで出くわすまでは顔を知らなかったけど、やっぱり知らなくても見に来るんだね。
「違う違う。でも楽しんでね!」と答えるしかなかったけど、面白い土産話になるなとほくそえみましたです。そういうとボクがもう少し色黒で背が大きかったらAlejandroと似た感じかもね。彼は南米系の顔立ち(名前からしてもそうなるのかな?)だけど、ボクもネイティブインディアンかペルーあたりの感じはあるしね。モンゴロイド系だな。
さて、時間になって会場に入るとなかなかの賑わいぶり。Joyce、Jane、Jean、Olaf/Mylene、Eric、ボクらは最前席に。
Melissa Sheehanは1997年頃にリリース(自費出版?)したCDの2曲に、ゲストとしてChrisを迎えており、そのうちの一曲ともう一曲(タイトル??)を披露してくれました。
コンサートの様子はDust ForumのChris Whitley Tribute III スレッドでチェックしてください。 説明不要!
After hour party は6~7マイル離れたところにある大きな家・・・当初は「納屋」という話も聞きましたが、普通の家でした。ホストはAnselさんだったのかな。トルティーヤのいい匂いもしてたんだけど結局食べ損ねてしまいました。またここでもギター弾くのが楽しくてね。
Music is my food!と言ってはワインを断り、結局食べ物もとらなかったな~。
日本から来たということだけでかな(ま、それも良しとしますか)、Alejandro、David、Trixieらにも紹介してもらい話をしました。 Trixieはステージで見せた鬼気迫る表情とは打って変わってほんとにSweetな女性でした。 Alejandroも丁寧に挨拶してくれたし、Davidは「Never Too Late !!」と励ましてくれたし・・・気さくな良い人ばかりでした。
Ansel家の息子さん?ティーンエイジャーの男の子がボクがギターを取り出してごそごそとセッティングをしているとDust Radioを弾いて とのリクエスト。よっしゃ、何でも弾くぞ!
一方、娘さんかな、Megan(スペル合ってる?)は、ポールベアードのドブロを弾いて熱唱!迫力のある太い声で圧倒されました。
思いつくままに弾き続けていると、何人かは一緒に歌ってくれるし、AlejandroやDavidは感心して聞いてくれたようだし、’Rockirgurl’Jeanが喜んでくれたのも嬉しかったな。 とにかく普段、日本で弾いている時間の何倍も弾かせてもらいました。ありがとう!
ElfとMyleneの面白おかしい会話も終わり、Horsefeathersのゲストは帰ることに。ボクはDan、Joyce、そしてChrisの高校時代の同級生(名前??)らと最後まで残り、帰途に着いたのは3時でした。
夢のような時間が過ぎ、明日はここを離れるのかという思いもよぎりつつ、疲れもあって会話も少なくしんみりと真っ暗な道を戻りました・・・


