東京は、美しい。
都会は海、人は砂漠、愛は蜃気楼。
東京タワーを見下ろすのが、なんだか不思議な六本木ヒルズ。

ここで特別展「天空ノ鉄道物語」開催中ということで、
天へ昇ってきました。
エントランスは郷愁の世界。
おじさんのハートをわしづかみです。
だんごっ鼻。

そして、あまねく北の大地を走る国鉄。
国鉄を知らずに僕らは育った。
国鉄を知らない子どもたちさ。
という時代になりました。
こんにちはしたのは、1987年だったのですね。
私も一人連絡船に乗り、凍えそうなカモメ見つめ泣いていたのは何年前のことなのでしょうね、石川さゆりさん。
この組み合わせは、今、サンライズ。
日が暮れると、天空駅から銀河鉄道が発車いたします。
東京メトロの案内サイン。
昔は営団地下鉄だったんですよね。

天空からあらためて眺めてみると。
東京は、美しい。

地上に降りてみると。
やっぱり東京は、美しい。
暮らしにまみれていると、
美しさに気づかないものですね。もったいないことです。
幸せなんて、こんな風に、
ホントはありきたりなものなのでしょうね。

東京は、美しい。
そう、気づかせてくれた天空の旅でした。