ダイヤ改正前の南小谷駅であずさ3号を降りると、青空の下で武田菱が輝いて見えました。
この光景もこれで見納めです。
春は名のみの冷たい風が、頬を撫でました。
反対側のアルプス口には、レンガ三連アーチが。

糸魚川駅のシンボル的な存在だった旧糸魚川機関区にあった1912年生まれの赤レンガ車庫は、2010年、北陸新幹線工事に伴い解体されてしまいましたが、入口の三連アーチがモニュメントとして復活しました。
そして、そのアーチの向こうの駅舎の中には大糸線で活躍していたキハ52が。
たまに赤レンガアーチをくぐり、広場に出てくるとか。

引退してもなお、旅人や地域の人々を癒しているキハに元気をもらいました。ありがとうございました。
がんばろう、糸魚川。
がんばれ、大糸北線。