外房線の特急は、太平洋の黒潮の別名「わかしお」を名乗ります。

LED表示が主流の今では、貴重なヘッドマーク。
いすみポッポの丘。
引退した車両たちが憩う、素敵な丘が千葉の外房にあります。

そしてこちらは、加越能鉄道からやってきた路面電車。

隣にたなびく「たまご直売所」の旗が見えますね。入場無料のポッポの丘は、これが本業です。
ファームリゾート鶏卵牧場。鉄道グッズも販売しています。
みなさんがお買い物しないと、保存車両の維持ができません。
もともとは畜産業を営まれていて、それを辞める際に牛を売って車両を購入されたのだとか。車両の維持にも並々ならぬ努力を続けておられます。
引退した懐かしい車両たちが憩う丘に、郷愁を求めて人が集まる。素晴らしいことですね。
房総の丘の上で、しみじみ昭和の香り。
コケコッコー、コリャケッコーな感じなのでした。