新幹線と富士山と。

ポスターでよく目にするこの風景に逢いたくて、

やってきました。

雄大な青空の下、

びゅわーん。

びゅわーん、びゅわーん。

幼い頃聴いた歌が頭の中を駆け巡ります。

ビュワーン ビュワーン 走る
青いひかりの 超特急
時速250キロ
すべるようだな走る

「はしれちょうとっきゅう」。
ビュワーン、ビュワーンの歌詞が大好きでした。
夢の超特急。
今では全国に広がる新幹線ネットワーク。
昭和の少年にとって、夢の超特急という衝撃的な響きは胸に刻まれて離れることはありません。
そんな風景の大人買いでした。
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この風景への最寄り駅はこちらです。

小さな屋根を被る、かわいらしいホームの無人駅。

岳南電車の須津駅です。

こちらは、1両の電車がガッタンゴットン。

終点の岳南江尾駅では、ガッタンゴットンの隣を、ビュワーンビュワーンが駆け抜けて行きます。
どちらもそれぞれの昭和の香り。
ガッタンゴットンからビュワーンビュワーンへ。止まることなく時代は巡っていきます。
目前まできたリニアはどんな擬声語、擬態語でやってくるのでしょう。
ささやかな楽しみです。