妖怪タヌキが去りしあとは、
切なさ極まり、コーヒータイム。

またひとつ、山を越え、谷を越え。
妖怪タヌキの里から遠ざかっていきます。

岩を噛んでいた吉野川の流れも、雄大なものへと変わってきました。
阿波池田駅に到着。駅員さんの踊るようなお手振りに感涙。

そして、再び秘境駅へ。

下灘駅でも見かけました、二人仲良くラブラブなベンチ。

秘境駅、坪尻駅の駅前通りです。
マムシと仲良く帰りましょう的な道です。
今度はいつ来られるかな…。
確か、前回来たのは30年前でした。JRが発足してすぐの夏でしたっけ。その頃とほとんど何も変わっていません。

次の寄り道駅は、讃岐財田駅。
ここの名物は、この名木です。
こえだちゃんの木のおうち、みたいな駅です。
駅舎がすっぽり木の中にあるようです。

だんだん旅の終わりが近づいてきました。
塩入駅のひまわり畑から手を振ってくれる皆さま。
JR四国の社員の皆さま。
安全運行、ありがとうございます。
琴平駅に到着。
ここで、アテンダントとともにほとんどの人が降りてしまい、この先多度津までは余韻に浸るオマケ区間ですね。
誰もいない車内に、落ち着かない私。
誰もいない分、車内を独り占め。
寂しいけれど、贅沢な贈り物。

四国まんなか千年ものがたり「しあわせの郷紀行」も終着駅が近づいてきました。