宮崎県庁。
昭和7年築。

現役の県庁舎としては、
大阪府、神奈川県、愛媛県に次ぐ古参です。九州では最古ですね。

表札も旧字体。
庁の旧時には、よくよく見れば「聴」の文字が入っていていたのですね。耳を傾けて声をよく聴くことは大切なことですね。

さて、この日は閉庁日でしたが…、

守衛さんが、
「玄関までどうぞ。」と招き入れてくださるではありませんか。
ありがとうございます。

大理石には化石がたくさんあるそうです。

どげんかせんといかん。
と、有名になった頃から一躍観光地となりました。宮崎県の皆様のおもてなしも素晴らしく、県庁ツアーも開催しているので、時間が合えば参加したかったです。

意匠が素晴らしいです。

玄関のシャンデリアも、
真下から見上げたらこんな素敵な模様に。



庁舎の足下を固めるものは、国会議事堂に使われているものと同じ石です。




建物は半地下のように建っています。

あらためて、この勇姿。

昭和7年の姿とほとんど変わりありません。ずっと宮崎を守り続けて来たのですね。

門扉や灯具等の鉄材は、戦争で供出されました。今でもそんな跡が残ります。

シンボルキャラ「みやざき犬」に見送られて、名残惜しいですが…。また来ます。

県庁前は樹齢100年を超える立派な楠並木。品格を感じます。
深呼吸して、また次の場所へレッツらゴーいたします。