鹿児島中央駅前にて。

路面電車が走る町。
昭和の残り香のせいでしょうか。
私には町の全てが輝いて見えます。

タクシーの行灯も、

駅前の銅像も。

独り言のようで、ごめんなさい。

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鹿児島を悩ませる桜島の火山灰は、芝生緑化に活かされていました。

グリーンの絨毯の上を、颯爽と駆け抜けていく路面電車。気持ちがいいものですね。

新しい車両は連接車で、運転席のところも曲がるようになっています。大型化した車両が体をくねらせながら走っていきます。


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だけど私は昭和の香りに包まれたいので、古い車両を選んで乗ってしまいます。




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鹿児島中央駅でローラに会いました。

いぶたまとローラ。
かっこいいポスターですね。
「いぶたま」はコチラをご覧いただければ幸甚です。

そんなことを考えているうちにお腹が空いたので、

黒豚丼をいただきます。
欲張って角煮をのせてます。

こちらも気になりましたが。


お腹を満たして、また次の町へ。

…しかしながら、路面電車に別れを告げるときは、とても切ないのです。
「また来れたらいいな。」いや「また来るね。」と呟きながら。
お腹は満たされても、この想いだけはどうすることもできないのです。