郷愁を誘うヘッドマークに誘われて、

懐かしさ溢れる列車で、岡山から津山線のショートトリップです。

窓際のテーブルには栓抜きが。

天井には扇風機が。

こんなボックス席も少なくなりました。

津山線には福渡駅・神目駅・亀甲駅・金川駅・誕生寺駅など、縁起の良い駅名が多いことから、快速列車の名前も『ことぶき』です。

亀甲駅は、

駅舎から亀がこんにちは。

鉄道が山に立ち向かうとき、必ず川に寄り添います。川が険しい山への案内人になります。

道路も川に頼ります。山あいに分け入るほどに、鉄道と道路は競うように川が作ってくれた谷間を進んでいきます。

それもできなくなると、いよいよトンネルへと突入するのです。現代では早々にトンネルへと入っていきますので、このような風景もノスタルジーになっていくのでしょうか。

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車内の中吊りには津山の町並みや、

現存する機関庫が。

鉄道の要衝、津山に到着しました。

郷愁感溢れる駅です。





車両や駅だけでなく、懐かしい風景も心に染みるノスタルジーの旅路でした。