急行はまなす。
今日がラストランでしたね。

















説明はなにもいらない。
さよなら、昭和の急行列車。
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青函トンネルで津軽海峡を潜り抜け、青森へ。

夜汽車から見る夜明けは旅情そのもの。

早朝の青森駅に到着。

別れを惜しむのは、皆同じだ。






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気持ちを切り替えて、青森駅前の市場へ。

早朝から、新鮮な魚で朝ごはんの贅沢を。

腹は満たされました。

だけど…、

昭和の急行列車が消えてしまいました。

名残惜しい気持ちを持ちながらも、いつのまにか何もなかったかのように、人々はまた新しい旅を始めます。

私は昭和の旅の残像を胸に焼き付け、これからも放浪を重ねていきます。旅は人生だから。