路面電車が走る町は、どうしてこんなに魅力的なのでしょう。
吊り掛け式モーターの音のせいなのでしょうか。それとも、道路に煌めくレールが醸し出す情景のせいなのでしょうか。

灯りさざめく 松風町は
君の噂も きえはてて

松風町電停から、夜の函館を歩きます。北島三郎さんの「函館の女」をハナウタに。

駐車場や空地が広がる寒い夜空の下。
「灯りさざめく松風町」の面影をやっと見つけました。
なんてディープな。奇跡的に残っているようです。あえて詳しくはここで語りません。
少し歩けば、大門横丁の屋台村。
ここは地元の人と観光客とが入り交じり「灯りさざめく」感じでした。

……………………………………….……
また路面電車に揺られ、夜の函館を平行移動します。

駒場車庫前。

路面電車の信号機。

車庫へ入っていく電車。

車庫で憩う電車たち。
明日への鋭気を養う電車さんに、思わず労いの言葉をかけてしまいます。
…………………………………..
こちらは「函館どつく前」電停。
「函館どつく前」と書いて、
「はこだてどっくまえ」と読みます(笑)。
「どつく前」なら、「どついた後」を見てみたくなるのが錆びた鉄のオヤジギャグでした。

………………………………………………
日本三大夜景。函館、神戸、長崎。
函館の夜景は素晴らしいですね。
両側を海に挟まれ、キュッとしまったウエストラインがアクセント。

キーンと冷えた夜空は、夜景の輝きを増してくれます。
そして、二人の距離を縮めてくれるんですね。ニクイですね。

………………………………………………
すっかり冷えきった身体を芯からあたためようと、大門横丁へ戻ります。

新鮮なイカがお出迎え。
カウンターでイカを肴に生ビール。店のオヤジさんとの心がかようひととき。芯から温まるではないですか。
そして悪魔のささやき。
夜中のラーメンは蜜の味。
せっかくなので、函館の塩ラーメンを。黄金色のスープにはバターが溶け込んでいて、幸せの味がしました。

夜の町には、昼間はわからないその町の素のままの姿が映し出されるので好きです。
北海道新幹線開業により、変わっていくもの、変わって欲しくないもの。それを肌で感じた、ふらり函館0泊。
そろそろ夜行急行はまなすが、函館駅にお迎えに来る頃です。

さかまく波を海底トンネルで潜り抜け、はるばる来たぜ、函館へ。
また来るぜ。函館。
吊り掛け式モーターの音のせいなのでしょうか。それとも、道路に煌めくレールが醸し出す情景のせいなのでしょうか。

灯りさざめく 松風町は
君の噂も きえはてて

松風町電停から、夜の函館を歩きます。北島三郎さんの「函館の女」をハナウタに。

駐車場や空地が広がる寒い夜空の下。
「灯りさざめく松風町」の面影をやっと見つけました。
なんてディープな。奇跡的に残っているようです。あえて詳しくはここで語りません。
少し歩けば、大門横丁の屋台村。
ここは地元の人と観光客とが入り交じり「灯りさざめく」感じでした。

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また路面電車に揺られ、夜の函館を平行移動します。

駒場車庫前。

路面電車の信号機。

車庫へ入っていく電車。

車庫で憩う電車たち。
明日への鋭気を養う電車さんに、思わず労いの言葉をかけてしまいます。
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こちらは「函館どつく前」電停。
「函館どつく前」と書いて、
「はこだてどっくまえ」と読みます(笑)。
「どつく前」なら、「どついた後」を見てみたくなるのが錆びた鉄のオヤジギャグでした。

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日本三大夜景。函館、神戸、長崎。
函館の夜景は素晴らしいですね。
両側を海に挟まれ、キュッとしまったウエストラインがアクセント。

キーンと冷えた夜空は、夜景の輝きを増してくれます。
そして、二人の距離を縮めてくれるんですね。ニクイですね。

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すっかり冷えきった身体を芯からあたためようと、大門横丁へ戻ります。

新鮮なイカがお出迎え。

そして悪魔のささやき。
夜中のラーメンは蜜の味。
せっかくなので、函館の塩ラーメンを。黄金色のスープにはバターが溶け込んでいて、幸せの味がしました。

夜の町には、昼間はわからないその町の素のままの姿が映し出されるので好きです。
北海道新幹線開業により、変わっていくもの、変わって欲しくないもの。それを肌で感じた、ふらり函館0泊。
そろそろ夜行急行はまなすが、函館駅にお迎えに来る頃です。

さかまく波を海底トンネルで潜り抜け、はるばる来たぜ、函館へ。
また来るぜ。函館。