秋晴れ。秋空は気持ちがいいですね。

本州の東端、銚子に来ました。
この岩、何かに見えませんか。

犬岩です。
源義経が船で奥州へ。海岸に残された愛犬の若丸が吠え続け、8日目にその姿がこの岩になったという伝説。


そして、その犬の吠える声が聞こえたので犬吠埼なのだとか。

いろいろな伝説があって、それを知るとまた旅に出たくなってしまう…。困ったもんです。


犬吠埼灯台は明治から海を守り続けています。

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さて、その最寄り駅は銚子電鉄の外川駅です。大正生まれの駅舎が最高の雰囲気を醸し出しています。


現役を退いた電車が構内で留置されています。錆びた車体がノスタルジア。



銚子に向かって、元京王の車両が発車していきます。


木造駅舎の中にいるとホットします。時が止まったかのようです。


きっぷ売場も、この貫禄。


ベンチの広告は銚子らしくお醤油。
座布団は手作りでしょうか、大漁旗で作られているようです。ステキです。


先程の留置車両をよく見ると、車内が資料館になっています。入るときは外川駅の入場券を買ってくださいね。


一歩踏み入れれば温かみのある車内。

黒電話。ダイヤル回して手を止めた~♪
最近は掛け方がわからないかたもいると聞いてびっくりです。

マイルドセブンも今や想い出の看板ですね。

高田みづえさんに見つめられ。
キラキラ光る硝子坂~♪

義経伝説から明治の灯台、大正の駅舎、昭和の電車。
寿司を食べて、さつま揚げを食べて。

銚子の旅、いいですね。