あやめを観に水郷佐原、潮来へ。

加藤洲十二橋をさっぱ舟で巡ってきました。このお姉さんは佐原水生植物園のさっぱ舟です。

そのお隣の発着所から加藤洲へ出発です。
さっぱ舟は人数が少なくても出してくれますが、1艘料金が6500円です。5人以上なら1人1300円になるので、現地で仲間を探す感じになります。実際には人数が揃ったら出航です。

与田浦を行く。空の青、水の青に囲まれて進みます。

高架を走る鹿島線が見えたので、ガードレールの隙間から慌てて1枚。

ゆらりゆらり。



加藤洲十二橋エリアに入りました。かつてはこの水路が物流から洗濯までを担う生活の中心でした。各家々に渡る橋が架けられ、人々の暮らしの中をゆくものでしたが。

今では家も少なくなりまして、生活感が薄くなってしまいました。

これは想い出橋。柵がなく、最も原型に近い橋です。しかしながら、家は既になくなっています。



ここは唯一の売店。さっぱ舟からお団子などの買い物ができます。風情がいいですね。最盛期の面影を感じます。



こちらは加藤洲の入口。水路のカーブミラーは珍しいですね。





昭和30年、美空ひばりさん主演の映画「娘船頭さん」により、加藤洲十二橋めぐりの観光客が激増したといいます。

水郷での昭和の暮らしを想像しながら、さっぱ舟でゆく小さなタイムトラベル。人々の営み方が変わり、その面影はますます遠くなっていくのでしょうか。