るそんべえです。
イエスのギタリスト、スティーブ・ハウのファースト・ソロ・アルバム「ビギニングス」。
当時のロック・ギタリストはというと、ほとんどがブルース・ギターに傾倒していました。
ところが、このスティーブ・ハウだけは、敢えてそれを反したような独立したギターを弾いていました。
ということで、私もとても興味を持ったギタリストでした。
イエスのギター・フレーズを弾いて、どうやってこんなの思いつくんだろうと思ったものです。
で、そのスティーブ・ハウがソロ・アルバムを出したということで、気になってこのアルバムを購入しました。
アルバムのジャケット・デザインが、イエスと同じロジャー・ディーンなので、まずイエスに寄っているような感じかなと感じました。
ところが聴いてみると、イエスの世界感を持ちつつ、独自の別の顔を見せてくれています。
イエスの曲が、みんなが全力でがんばっている感がするのに対して、とてもリラックスして作ったんだろうなと思わせてくれます。
ボーカルと弦楽器はほとんどが、スティーブ・ハウ本人。
キーボードにパトリック・モラーツ、ドラムには、アラン・ホワイトとビル・ブラッフォードが参加していたりして、豪華な作りになっています。
私の好みのアルバムのひとつです。
p.s. レコードの解説で渋谷陽一が、”良い意味で趣味的なアルバム”と言っていますが、正にだと思いました。
p.p.s. 12月9日お台場シーサイドカフェ・ソラリスでライブします、よろしくお願いします!
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