るそんべえです。
1970年に1000万枚を超える大ヒットアルバム「明日に架ける橋」をリリースして、解散したサイモン&ガーファンクル。
要因は、音楽に関する意見の食い違いと言われています。
その後は、それぞれがソロ活動を始めますが、1972年に、民主党大統領候補のジョージ・マクガヴァンの支援コンサートに、久しぶりに二人揃いました。
そして、1975年には、シングルですが、サイモン&ガーファンクルの名前で、録音されました。
そのタイトルが「マイ・リトル・タウン」。
それぞれのソロアルバムにも、この曲は収録されています。
ポール・サイモンが、この曲を書いたときに、頭に浮かんだのが、アート・ガーファンクルだったそうです。
それまでは、ポールも、ソロアルバムで、独自の世界に没頭していたので、突然のことだったのかも、知れませんね。
ビルボードの記事に彼のコメントが載っています。
『元々はアーティのために書いた曲だった。
彼の新しいアルバムのために書こうと思って彼に言ったんだ。
「最近君は甘ったるい歌ばかり歌ってるだろ。
だから気分の悪くなるような曲をひとつ書いてあげるよ」と
アーティもその考えは良さそうに思えたようだった。』
発表した年のビルボード・ホット100の9位、イージーリスニング・チャートでは、1位に輝いています。
p.s. このシングルのB面には、それぞれのソロの曲が収録されていました。