* 写真は、ネットからお借りしました
るそんべえです。
私が思うに、ジョン・レノンの曲作りの分岐点となったのは、ビートルズのアルバム「ラバー
・ソウル」と「リボルバー」が境だったと思います。
「リボルバー」以前の曲は、「抱きしめたい」、「ハード・デイズ・ナイト」、「涙の乗車券」など、ストレートだけど、ちょっと新しさを含んでいるものが、主だったと思います。
また、「ひとりぼっちのあいつ」、「ノルウェーの森」、「イン・マイ・ライフ」など、スローな曲でも、秀作はいくつもあります。
ある意味この当時のジョンの曲は、「ラバー・ソウル」で、完成された感が、ありました。
が、「リボルバー」になって、今までのジョンの曲のイメージとは、全く違う曲調ばかりの曲になっています。
特に、「アイム・オンリー・スリーピング」、「トゥマロー・ネバー・ノウズ」などは、薬物のイメージがどうしても浮かんでしまいます。
その後の「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンド」、「アイ・アム・ザ・ウォーラス」などは、それが、際立っていると思います。
それ以降は、徐々にバランスが取れた作品になっていったと思います。
で、ジョンの曲の特徴ですが、私は、特に思う彼の強みは、下記の3つかなと思いました。
・リズムが凝っているものが得意
・コーラスで聴かせるものが得意
・ギターのリフを生かしたものが得意
それ以外もよいのですが、特に上記3つは、ポールをしのぐほどの強みだと思っています。
上記の1つ1つに関しては、例を入れながら、次回から、書いてみようと思います。
p.s. しかし、私は後聴きなので、「ラバーソウル」も「リボルバー」も、ほぼ同意に聴きましたが、当時のファンは、「リボルバー」のジョンには、びっくりしたでしょうね。