ジョン・レノンの作曲方法を考える | 吟遊詩人るそんべえの168新聞

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* 写真は、ネットからお借りしました

 

るそんべえです。

私が思うに、ジョン・レノンの曲作りの分岐点となったのは、ビートルズのアルバム「ラバー
・ソウル」と「リボルバー」が境だったと思います。

「リボルバー」以前の曲は、「抱きしめたい」、「ハード・デイズ・ナイト」、「涙の乗車券」など、ストレートだけど、ちょっと新しさを含んでいるものが、主だったと思います。

また、「ひとりぼっちのあいつ」、「ノルウェーの森」、「イン・マイ・ライフ」など、スローな曲でも、秀作はいくつもあります。

ある意味この当時のジョンの曲は、「ラバー・ソウル」で、完成された感が、ありました。

が、「リボルバー」になって、今までのジョンの曲のイメージとは、全く違う曲調ばかりの曲になっています。

特に、「アイム・オンリー・スリーピング」、「トゥマロー・ネバー・ノウズ」などは、薬物のイメージがどうしても浮かんでしまいます。

その後の「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンド」、「アイ・アム・ザ・ウォーラス」などは、それが、際立っていると思います。

それ以降は、徐々にバランスが取れた作品になっていったと思います。

で、ジョンの曲の特徴ですが、私は、特に思う彼の強みは、下記の3つかなと思いました。

 ・リズムが凝っているものが得意

 ・コーラスで聴かせるものが得意

 ・ギターのリフを生かしたものが得意

それ以外もよいのですが、特に上記3つは、ポールをしのぐほどの強みだと思っています。

上記の1つ1つに関しては、例を入れながら、次回から、書いてみようと思います。

p.s. しかし、私は後聴きなので、「ラバーソウル」も「リボルバー」も、ほぼ同意に聴きましたが、当時のファンは、「リボルバー」のジョンには、びっくりしたでしょうね。