先月誕生日を迎え、そろそろ40歳が見えてきた。
なんか子供の頃のまま、この歳を迎えてしまった気がする。
特に大きな目標もなく、朝起きて、ネクタイ締めて、満員電車に乗って、
理不尽な要求や、自分さえよければいいというどうしようもない人間に対しても頭を下げ、
自分の感情さえ満たさればいい、他人に鬼のように厳しく、自分に大甘な向上心のかけらもない人間の下で働き、
果てはテレビのニュースでは年金支給は68歳に引き上げか?
だって。
困難な時代だ。
目標もない、将来になかなか希望を見出せない人生に生きていることがバカバカしく思える時がある。
若い頃は何も考えず生きてきたツケが今自分の身に降りかかっている。
何も考えない遊んでいただけの学生時代そのままに社会へ出て、挫折を感じ、不満を投げてもいつの間にか自分の手元に帰ってきている。
そしていつの間にか手元にあるそれを、見て見ぬ振りをしてしまう。
大切な友人がいて、部下がいて、そして家族がいる。
家もある。
そんな人生だからこそ、前向きに生きていかなければいけない。
こんな自分になれたら・・・
こういう事が出来たら・・・
頭の中で思い描いているその姿を、ただ脳内再生してみているだけではダメなんだ。
頭の箱からその小さい欠片を取り出して、磨かなきゃ。
ここ最近ずっと、週末になる度に自分に言い聞かせていた。
でも月曜日が始まると、仕事に追われ、気がつけばまた次の週末。
立ち止まってるって事は退化してるのと同じだ。
ようやく自分の中で決意ができた。
その決意を忘れないように、このブログに書いて自分を前に進ませよう。
自分で思い描いている自分になれたら、色々と動こうかと思う。
それまでは全ての事を我慢して耐えるのみ。
手元に戻ってきた不満や理不尽な出来事は、その決意で握り潰す。
その時までに今の環境が良くなっていればいいケド、まず無理だろう(笑)
結局のところ、どんなに綺麗事を並べられても自分の人生、家族の人生は自分で守るしかない。
過去がどんなにいい加減な生き方だったとしても、自分の足で明日から新しい一歩を踏み出せるはずだ。
そしてその自分の足でしか、目指す目的地へは行けないんだ。
ここまで生きてきて初めて成し遂げたい目標を持てた気がする。
「life goes on」
ひたすら前へ進むのみ。
