2021年3月。
スキーをしていて転んだ。
それまでも違和感があった左股関節に突然力が入らなくなり、立つのもやっととなった。
その後、歩けるようにはなったが、股関節の内股部に「何かが刺さるような違和感」を覚えた。
日を追うに連れ「刺さる」感じが酷くなり
曲げる度に痛むので
神奈川の専門医のいる某病院に行く。
5月。
「股関節唇損傷です。両足とも少し変形性股関節症も出ていますね。左はスポーツで骨が剥離したかな?手術でトゲになった部分を取り縫ってあげれば治ります。保存療法もありますが、唇損傷の場合は遅かれ早かれ手術かな。」
思えば
この時の医師の言葉が私のその後の治療への考え方に大きく影響してしまったのだ。
「では手術をお願いします!」
「8月にできますよ!」
*変形性股関節症
股関節にある軟骨がすり減り、炎症により下肢や腰の動きに痛みが生じる。長時間座っている人や高齢化による発症が多い。
また、重い物を持つ、過度な運動などの負荷も要因の1つである。別に日本人には先天的な寛骨臼形成不全も多く、これも原因の1つである。
私の仕事は「座る」時間が長い。ディスクワークもモータースポーツも。。。
*股関節唇損傷
スポーツなどで激しく股関節を動かす事により、損傷するケースが多い。
スキーで転んだ時だっ!
8月。
入院した。
翌日、手術予定日。
ところが、私が前前日に接触した人にコロナ発症者が出たと連絡が入った。
世の中はコロナ自粛でピリピリしていた、まさにあの頃である。
私は直ちに行われたコロナ検査は陰性であったが、念の為という事で病院は手術を中止。12月に再度日程を組みましょう。という事になり
退院させられた。
10月。
私は背面からトラックから落ちた。
救急車で運ばれた。
第12胸椎圧迫骨折が起きていた。
2ヶ月の入院を宣告されたのは股関節唇損傷手術を予定していた病院だった。
入院している間、病院従事者の皆さんから色々な情報を頂いた。そして、股関節唇損傷手術は術後の経過があまりよく無い事例が多い事を知る。名医と呼ばれる方がこの病院にいらっしゃるし、有名な人もこちらで股関節唇損傷の治療を行っているのに、従事者の皆さんからは別なご意見を頂いた。
悩む。
更に専門に強い病院を探した方が良いのか?
胸椎の骨が安定した半年後、股関節唇損傷の相談に病院に行くと、自信ありげに手術を勧めて来た主治医は手術を辞めたい意思を告げ、若い医師に担当が代わる事になった。
何かを察した。
股関節唇損傷手術はこちらではやらない方が良さそうだ。
私は、ここでセカンドオピニオンを申請。
それまで調べて来て症例に強い東京の私立大に紹介状をお願いした。
スキーで転んでから1年が経っていた。
