増し締め | RushFactory★ラ-湯♪blog

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2014年3月に独立開業しました
「ラッシュファクトリー」
と申します。

「速い車両制作」にずっと携わってきました。
「納得のいく速さ」を目指し車のチューニングを手掛けていきます。

皆様に広くお知りいただけますよう
よろしくお願い申し上げます。

昨日

ジムカーナやりたい女性が現れたよーっ(^0^)音符

なんてブログに書いたら

ある御仁から大切な事をご指摘受けました。

大変基本的な事なので書いておきますねーっドンッ

 

 

 

「走る、練習する、さすればタイヤが減る。」

 

現場でタイヤホイールを自分で脱着交換するのは

モータースポーツやってる者としては基本中の基本の作業なんだけど

「作業をちゃんとできてない人がいて心配です。。。」

とのご指摘でした。

 

以前はこうした初歩的な作業は

仲間やチームの先輩と一緒に現場に行って

実物を見て

自分でやりながら注意されたり学んだり覚えたりするのが当たり前だったんだ~。

 

楽しくても悩んでても道具がわからなくても

誰かが何かを持ってるし

知識を共有できる「仲間」や「人」と一緒にワアワアやっていた。

 

だけど今やネット社会。

知りたい情報はわざわざ仲間に会って聞かなくても

検索すればだいたい知りたい事はネットに転がっている。

 

 

実はここでの落とし穴があるんだよえー

 

「動画を見て自分もできた気になる」

のだ。

自分が自分の主観で見て覚えた気になるので

見落としや意識しなかったことなど記憶に残らない。

 

先輩や仲間と一緒にやってると

「ああ、そこはね、こうやるのっ注意してねっ」

と実践で教えてくれるのに。。。

 

 

あとネットは

自分の疑問があってもすぐに聞けないし、こちらの顔色を見ながら細かく説明をしてくれるわけでもない。

だから見ていて覚えた気になってしまうし、忘れたらネットを見直せばいいと思って結局覚えない。

 

 

たかがタイヤ交換。

しかしタイヤが外れたら事故や命の危険もあるんだよ。

されどタイヤ交換なんですっびっくり!

 

 

例えばタイヤ交換をします。

 

ナットを外すときには

対角線上

にナットを緩めていく。

 

「どうして対角線?」

と初心者だった頃のおいらは先輩に聞いた。

ボルトへの負担をできるだけ均等に分散するように対角線に外すんだよ。とその時に習いました。

ネットじゃこんな説明はないかもしれません。

一緒にやってくれる先輩がいたからすぐ聞けたんですね。

 

 

 

 

全部緩め終わってホイールを車体から外すときは

ナットの止まるねじ山とホイールが傷つかないようにホイールを手前にまっすぐ抜くようにするんだよ。

とも教わった。

 

 

 

逆に取り付けるときは

センターハブのディスク面にホイールのディスク面をきちんと合わせてホイールを抜いた時と同じように車体に垂直にホイールを押し付け

ナットを締めます。

 

このとき

「ナットを締めたら車体を地面に降ろして増し締めをします」

という説明があります。

 

その通りなんですよ。

 

その通りなんですが

これだけだと

この説明を深読みする人が出てくるんです。

「どうせあとで増し締めするんだから緩く締めといてもいいんだよね?」

 

 

ちがーーーうっガーンガーン

それ

やばーーーーいっ滝汗アセアセ

 

 

 

軽く締める。。。を緩くても締まってるし。。。と内容を取り違えると

タイヤホイールが地面に降ろした時にナットの緩み分ズレて

ナツトが浅噛みになる可能性があるんですっ滝汗ガーン

 

でももう地面に降りていて重さでタイヤホイールが押さえられているのでナットが浅噛みでもボルトはこれ以上回らない。

締まり切ってると錯覚する。

しかし奥までネジが回ってなかったら実際は締まってない。。。(^0^;;;;

 

 

ホイールはきちんとハブと密着させて装着しないと

動き出すと綺麗に回転せずヨタヨタぶれて

しまいに車から外れて転がっていったりします。(^0^;;

だから

まだ車体がジャッキアップされてる時点でも

しっかりナットはネジの回らないところまで締めておくのです。できたら目視でも確認してから車体を地面へ降ろすこと!!

 

 

 

車体を地面に降ろしてからの増し締めには

規定トルク

というものがあります。

しっかりトルクレンチで規定の力を使って回しこんでください。

 

 

この増し締めの時に

トルクレンチがカチカチッという位置(ナットが増し締めで回り切ると鳴る)

のが大体3mmぐらい動いて締まり切る。。。

という状態が理想です。

 

逆を返せば

「ほとんど回らないけど点検確認の意味で増し締めをする」

というのが

タイヤホイール脱着時の増し締めの意味なんですね。

 

 

さて。

ホイールナットを緩く締めておいて車体を

ドカッ雷

っと

ジャツキから降ろして

増し締めをジュウジレンチでギュウギュウしている君キョロキョロ

 

 

浅噛みに気が付かずに

タイヤホイールが外れて飛んでいく(^0^;;;。。。ガーン

 

 

逆も起こります。

 

規定トルク以上の力でナットを締めると

今度はハブボルトが締め付けに耐えられず痩せていきます。

ボルトが折れやすくなるのです。

。。。って結局タイヤが外れて転がり飛んでいく(^0^;;ガーン

気をつけてねっグッ

 

 

 

 

痛い目に合わないためのタイヤ交換に必要な道具

星ジャッキ(ラバーつき)

星ジュウジレンチ

星トルクレンチ(持ってると車を大事にしてる人ってわかるよっ)