純正プラグで現車合わせをする。。。
は
全てが残念な結果に終わりますので
プラグはケチらず、目標パワーに必要な熱価のモノに交換して欲しいものです。
。。。というのも
今回、他店様のセッティング後にリセッティングでECU書き換えのため持ち込まれたお車でした。
ダイナパックを回した瞬間に社長は
「あれ、プラグ?」
と気がつくパワーの出方だったようで開けてみたら純正プラグでした。
純正プラグというのは熱価が低く抑えられています。
始動時のかかりも低温からいいし
MAXにアクセルをぶん回したところで燃料を多く吹くのでエンジン内部はまあまあ冷やされむちゃくちゃ高温にはなりません。
その代わり燃えカスのスラッジは大量に出ますから
何年も純正プラグで走ったエンジンはススで内部が真っ黒けになるわけです。(^0^;;
まあ、熱は低い分金属負担も少ないので壊れにくいし持ちも良い。
そういった役目が純正プラグなわけです。
プラグの番体をあげる=熱価を上げる
という事は
「より強い熱を発して力を出す」
という事です。
パワーアップの源です。
ECU現車セッティングというのは
道具がパワーを出すための燃料、起爆の最適化、そのフォロー
なんです。
当店にECUを書いて欲しいと尋ねてくれる人で
「ノーマルプラグで燃費良くしてください。パワーはいらない」
というご依頼は受けたことはありません(^0^;;が
>そういう方もいらっしゃるかとは思いますが(笑)
こちらのお客様も他店様でパワーを求めてECUをセッティングされたとの事。
セッティングの前にお客様によく説明して
純正プラグをレーシングプラグにしてほしかったよぉっ。。。(^0^;;;;
リセッティングの結果
下グラフ リセッティング前
上グラフ リセッティング後
こんなに差が出てしまいました。。。