乳白色のプラスチックケースが、

ベッド下にずらっと4台並ぶ。

 

押入内で使うものだから、

インテリア性は皆無だった。

機能性に全振りした外観は、

逆に清々しいほどだった。

これが視界に入る限り、

インダストリアルどころではない。

 

カバーを取り付ける方法は、

すでにテスト済。

工程は多かったが一気に終わらせた。

 

・・・

収納スペースを増やす。

たったこれだけのことに、

予想以上に時間がかかった。

・ベッド脚取り付け問題。

・檜にビスが打てない問題。

・古材の加工法問題。

・塗料の選択問題。

・ダメージ加工問題。

・塗料が乗らない問題。

・ヤスリで傷だらけにするミス。

・カバーの取り付け問題。

 

すでに一ヶ月以上経過している。

ベッドフレームの塗装は諦めることにした。

このままでも、

気になるほどじゃない。

エイジングが上達してからでも遅くない。

なにより、これ以上続けても判断が鈍る。

そう考え、

ここで終わらせることにした。

 

部屋の至るところに、

木材・塗料缶・用具類・諸々の材料が、

溜まっている。

これまでの作業を物語っているようだった。

それらを全部収納しても、

まだスペースは空いていた。

 

当分、

収納で悩むことはなさそうだった。

 

049 - 7.ベッド下収納・ケース編⑪【シリーズ最終話】

 

 

 

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カバーが付けられない?