これは、
「貼っても剥がせる」シートだった。

 

ようやく謎が解けた。

試しにめくると、

簡単に剥がれる。

空気が抜けないのも、

縁の部分が浮くのも、

密着力が弱いからだった。

両面テープのつもりで

貼っていたのがそもそも間違っていた。

 

よく見ると、

パッケージの写真は、

テーブルの上だけに貼られていて、

縁はそのままだった。

そもそも縁まで巻き込んで

隠す想定ではないようだった。

 

ヴィンテージ感が出ても、

縁だけオフィスデスクのままじゃ

ダサすぎる。

思いっきり引っ張って、

両面テープとローラーで押さえ込む。

シート自体が薄いこともあって、

デスク全体を覆うことができた。

 

だが問題はまだあった。

テーブル幅160cmに対して

リメイクシートは150cm。

足りない部分は

継ぎ足さなければならない。

剥がせる前提のシートだから、

加工が必要になる。

 

ネットで調べて、

ダイノックシート専用の

プライマーを試すことにした。

液体だから、

両面テープと違い段差ができない。

 

プライマーを塗って、

乾くのを待って、

ローラーで念入りに押しつける。

幸い相性はよかったようで、

爪で引っ掻いても問題なかった。

 

ようやく

終わった。

ただ、

 

もう一台残っている。

 

 

 

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