テーマ・照明・壁紙編①

 

部分を変えると、
部屋がうるさくなる。

 

ブレーカーボックスカバーを

作ってはっきりした。
壁紙やドアの古さが強調されただけ。

まわりとちぐはぐになるだけだった。
手をつける順番が違った。

壁や床の方が圧倒的に広い。
なら、改善の影響も同様に大きい。
今思えば、
どう考えても、そっちからやるべきだった。


そもそも壁紙は変えられるのか?
調べてみると、
DIY界隈では「きれいに剥がせる糊」が
よく使われているようだった。

壁紙もネットで販売されていて、

部屋のイメージに沿って分類されている。


さっそく壁紙を選んでいると、
そもそも部屋のテーマを
決めてないことに気づいた。
壁紙は無数にある。

でも、これじゃない。
どれも“違う”感覚だけは、
はっきりしていた。


画像を集め、本に付箋を貼り、
インテリアショップを回る。


どれも、完成された空間だった。

賃貸1DKで再現可能とは思えなかった。

そこは一旦横に置き、

自分が何に惹かれているのかだけを、
掘り下げていった。

辿り着いたのは、
インダストリアルだった。

レンガ、鉄、セメント、古びた木材。
工場やガレージ、

使い込まれたアトリエ

そんな空気感が刺さった。

 

テーマが決まると、


白い壁紙


銀色のサッシ


年季の入ったキッチンや玄関ドアが、
異様に気になり出す。



 

頭の中は、
インダストリアルのイメージで

一杯になっていた。

 

 

 

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部分だけ変えてもダメだった - インテリアDIYで見えた限界【ブレーカーボックス編最終話】