ブレーカーボックス編④

 

設置した瞬間感じた。

思っていたのとだいぶ違う。

 

薄いベニヤ板のボックスは

軽すぎて不安定だった。

蓋の開閉もスムーズとはいえない。

縞鋼板の凸凹は、塗装でつぶれてしまった。

汚しも加減がわからず、少々やり過ぎた。

とはいえ、

雰囲気だけは出ていた。

作業台に置いてある時点では、

そこまで悪くはなかった。

 

いっさい主張をしていない壁紙。

個性0%。

ボックスは個性の塊。

ビニールと鉄。白と黒。

おまけにエイジング加工済。

 

・・・

世界観が違いすぎる。

 

カバーがどうこうではなく、

バランスの問題だった。

正直、一箇所だけでも変えれば、

少しはましになるかと思っていた。

逆に壁や天井、周囲の古さが

際立つ結果となってしまった。

 

この時点ではっきりわかった。

部分じゃない。

ブレーカーボックスだけ変えても

意味がない。

部屋全体で考えなければならない。

 

冷静になって考えてみた。

雑誌に載っている部屋は、

すべて統一されている。

モダン、ナチュラル、北欧、

ヴィンテージ、和風。

 

白川郷の瓦葺きの家。

ブルックリンのレンガ造りのアパート

カリフォルニアスタイルの開放感

 

 

どこを変えるかではなかった。

どういう部屋にするかだった。

 

 

 

▶ 次の記録を読む
取りかかる順番を間違えていた - 壁紙の貼替えで部屋全体を見直した話

 

◀ 前の記録を読む
鉄の操作ボックスっぽく仕上げた - インテリアDIYで試行錯誤した話