今日発売されたSTG | 気ままにシューターなブログ

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主にアーケードのシューティングゲーム中心の話題です。
(とは言え、他のジャンルのゲームも時々やります。)

PS4・PS5・Switch

 

ラジルギ2/BEEP

各税込み価格

製品版:5,830円(通常版)

DL版:5,280円

 

昨年発表されたあの電波系STGが大きくパワーアップした完全新作「ラジルギ2」が遂に登場!本作はメインの「~2」だけでなく、ゲーセンでリリースされた初代の移植作が収録されてます。

初出のゲーセン版は2005年にリリースされた作品で下記に書いた記念すべき電波系STG1作目の初代の解説をどうぞ。

 

2005年

ラジルギ(マイルストーン)

1人プレイ

移植機種:GC・PS2・※Wii・PS4・PS5・Switch

※「カラスWii」と「マイルストーンシューティングコレクション2」に収録

マイルストーンでは2作目となる縦スクロールSTGで初めてリリースした「カオスフィールド」から一部ゲーム性が引き継がれており、一応弾幕系スタイルであるがこうしたスタイルが苦手な人にも楽しめるような作りこみになってる。

自機の攻撃は二種類あり押しっぱなしで連射できるショット攻撃(ゲーム開始前に3種類から選択)と強力なソード攻撃(これで倒すと青アイテムが出る。併用できるがその場合攻撃力が下がる)、いわゆるボンバー攻撃のアブゾネット攻撃(本作のボンバーは他の作品と違い青アイテムでゲージを満タンにしてから行うスタイル)と3つボタン振り分けており全ボタン押してない時は自動で前方にシールドが張りこれで敵弾を消したり敵に触れてダメージ与える事もできます(これでかき消した敵弾は緑アイテムになるがシールドで消せない敵の攻撃があるので注意)。

電波系STGの由来は本作の世界観が携帯電話が当たり前に普及されて人間自身もその電波で送受信できるようになった世界というコミカルなストーリーの内容で電波アレルギーに苦しんだ主人公がそれに効く特効薬の入手や父の救出するために友人が作った武装で戦う全5ステージ1周制の構成で画面表示はストーリーに合わせてガラケーをモチーフにしており(ゲーム中に友人らからメッセージをメールで送られ中には荒らしに誹謗中傷にスパム広告の迷惑メールも受信するので結構凝ってるw)電池マークは自機のライフとして表示され当然0になるとゲームオーバーです(本作は回復手段も完備されてる。ちなみに隣のアンテナマークは入るスコアに掛かる倍率で緑アイテム取り続けると数が増える)。

 

ラジルギはシリーズ化され2009年にリリースされた続編作「ラジルギノア」が初出のゲーセン版でリリースするが後年マイルストーンは自社が起業したバイオエタノール事業を巡る事件で社長が逮捕され、その後の展開が無く実質的に事業停止となった(その事業開いた後、多くのスタッフがマイルストーンから離脱して行った)。

その後、離脱したサウンドチームスタッフが立ち上げた「RS34社」がマイルストーン作品の版権引継ぎ(一部スタッフは「クロン社」へ移籍するもクロンが事業停止状態になりRS34へ移った。尚、クロンは一時マイルストーン作品の版権保有してた)、そちらでシリーズ作を開発するようになり今回のラジルギ2の発売に至ったのです(「~2」が発売される間に「~ノア」のアレンジ作「ラジルギでごじゃる」とコンシューマ機オリジナル作「ラジルギスワッグ」が発売された)。

 

このACゲームがリリースされた年の主な出来事

JR西日本の福知山線脱線事故