※急遽修正・当記事投稿した後、石川県能登で最大震度7の地震による災害が発生したため、冒頭の新年を祝う挨拶文を削除しました。
今年の干支は辰年で漫画やゲームでは当然「ドラゴン」がついたタイトルが多く存在しておりSTGジャンルだとゲーセン版のモノでは自機がドラゴンだとナムコの「ドラゴンスピリット」や「ドラゴンセイバー」辺りが有名で他にウチが知ってるタイトルでは彩京の「ドラゴンブレイズ」、ジャレコの「天聖龍」、タイトーの「サイバリオン」、UPLの「ブラックハート」が挙げられるがこれらの解説は既に当ブログでやりました。家庭用はPCエンジンの「コリューン」や最近発売されたモノではゲーム化した漫画の「小林さんちのメイドラゴン」くらいでしょう。
が、ドラゴンが自機のゲーセン向けのSTGにまだ解説やってないタイトルがあり、しかも年内に発売予定の「アイレムコレクションVol.3」にて横STG3作「魔法警備隊ガンホーキ」と「ミスターヘリの大冒険」と共に収録される事が決まった「ドラゴンブリード」です!
1989年
ドラゴンブリード(アイレム)
1人または2人交互プレイ(1人プレイ推奨)
移植機種:日本未発売のホビーパソコン・Windows(※1)・PS4(※2)・PS5(※2)・XOne(※2)・XS(※2)・Switch(※2)
※1「アイレムアーケードヒッツ」に収録
※2「アイレムコレクションVol.3」に収録予定
相棒のドラゴンに乗った主人公を操作する横スクロールSTGであるが自機は主人公とドラゴンしており主人公に敵や敵の攻撃が当たるとミスとなり相棒のドラゴンは敵や敵の攻撃に対して無敵です(様々なアイテム取ると色んなショット攻撃が撃ててパワーアップするがドラゴンから放つショットによってはレバー操作で一時丸く巻き付いた状態になれる。ちなみに乗ってる間は攻撃ボタン押しっぱなしして離すと溜め撃ちできる)。
また主人公は地形があればそこへ降りる事もできて地形の上で右にある乗り降りボタン押すと主人公とドラゴンが分離して任意スクロールのACTゲーム風の操作になりこの間だけ主人公はレバー入れた方向へ撃てる3方向ショット攻撃できてジャンプでかわしたり他の足場へ飛び移る態勢になり、ドラゴンは主人公の後へついていく(ドラゴンに乗るにはレバーを下に入れてドラゴンを主人公へ寄せてから乗り降りボタン押すと再び乗れる)。
無敵のドラゴンを同社の「R-TYPEシリーズ」で言うフォース的な役割をした如何にもアイレムらしい作品で本作は全6ステージ2周制であるが制限時間にステージクリアしないとミスになります(主人公が足場から何も無い所へ転落するともちろんミス)。
ただ、こうした面白いアイディアの特徴を持ちながら当たり判定は主人公という癖を理解しても初見でのプレイでは取っつきやすく、しかも「Xマルチプライ」と同様にゲーム雑誌の掲載自粛させられたせいで有力な攻略情報を獲る手段が薄くなりマイナーな作品にされてしまった。
その影響なのか本作の移植作はあるにはあるが全て日本では発売されてない物だらけで(レトロビットジェネレーションなら発売されてた)かつてPCエンジンの上位モデル「スーパーグラフィックス」専用ソフトとして発売される予定だったが発表して新たな情報が公表されないまま発売中止になった。
時代は令和になって35年越しに要約日本でも買えそうな「アイレムコレクションVol.3」へ収録される事が決まり、無事に発売される事を祈る(尚、日本未発売のホビーパソコン版は収録されない)。
と、こうした形で2024年一発目を始めた当ブログを
今年もよろしくお願いします
※この作品のオリジナル版をリリースした当時のアイレムは社名が「アピエス」に変更され、現在も経営してますが版権は旧アイレムから事業を移管した現在のアイレムこと「アイレムソフトウェアエンジニアリング」が保有してます。
このACゲームがリリースされた年の主な出来事
JR渋谷駅と新宿駅で初めて発車メロディーが導入
今年で節目を迎えた主なSTG
45年
ギャラクシアン(※ナムコ)※現バンダイナムコエンターテインメント
40年
スターフォース(※テーカン)※現コーエーテクモゲームス
フォーメーションZ(ジャレコ)
35年
ダライアスII(タイトー)
グラディウスIII(コナミ)
R-TYPE II(アイレム)
30年
極上パロディウス(コナミ)
ダライアス外伝(タイトー)
レイフォース(タイトー)
作戦名ラグナロク(NMK)
25年
グラディウスIV(コナミ)
ストライカーズ1999(彩京)
20年
グラディウスV(コナミ)
虫姫さま(ケイブ)
15年
ダライアスバースト(タイトー)