小説を読む習慣があまりないため、山本さんのことは、つい最近まで知りませんでした。
たまたま最近はまった漫画家の伊藤理佐さんとの共作で、この本と病気のことを知りました。
ちなみに、ふたりとも iPhone で、一度でフルネームで変換できたので驚きました。
文庫版には、概要と同じ病気のある可能性のある人のための注意が書かれています。
これは地味だけれど、とても大切なことだと思いました。
この本を手に取る人は、まず山本さんの愛読者、ついで同じ悩みを抱えた人が多いはずですから、
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作者が本のまえがきで言うことではないかもしれませんが、ほんのちょっとでもいやな気分になりたくない方や、精神状態がおもわしくない方にはあまりお勧めしません。
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という一文は、読者、作者の双方に誠実かつ賢明です。
嫌味ではなく、このようなアプローチに触れるということだけで、救われる人もいるでしょう。
2003年8月27日から始まる日記自体は、結構活動的な日々を、明るい文体で書いていますが、それに反して正直それ程面白いものではありません。
この本の前に読んだ、「日々是作文」というエッセイも、あまり面白くなかったので、単に私がはまらなかっただけかもしれません。
でも、病気、特にうつ状態のときに人を楽しませるというのは、もしかしたら不可能なことではないかとも思います。
逆にそれが出来るようなら、それはもともと(または、既に)病気ではないのでは、とも。
「改めてふり返ってみました」という、休筆期間のことを書いたところは、内容的には辛い部分ですが、とても読みやすく、ひきつけられるものがあるので、余計そう思います。
iPhoneからの投稿
