映画室井慎次 生き続ける者が先行上映されていたので観ました。


客は少なかったですね。

そしてストーリーはこんな感じです。
(公式サイトから)


キャストはこんな感じです。


内容は前回の敗れざる者からの続きで秋田の自宅の車庫が何者かに放火された室井だったが防犯カメラの解析で預かっている子供の日向杏であることが判明するも室井はけして本人には叱らず今までと変わらない対応をした。
その後は室井の自宅の近くの死体は捜査本部にかかってきた犯人からの電話でレインボーブリッジの件で捕まりその後出所した国見昇でその声は室井がよく知る声ですぐに犯人の居場所が特定されて国見昇はあっさり捕まった。
そして室井は取り調べにも立ち会い国見と深い話をした。
後は事件のことは終わり、室井の目指す新しい警察システムが秋田県警からスタートしてその後は室井の里親としての日常が中心となり進んでいく。
あの日向杏に猟銃の使い方を教えたり、地元でヤンキーに絡まれても冷静な対応をするし、子供のりくが学校でスマホ持っていないからいじめられて帰ってきたときも勇気を与えたり、万引きしたときも叱らないとかありえない対応をするし、タカが学校で彼女にふられるシーンもあった。
室井という男は決して怒らず相手が気づくまで辛抱するおじさんなんですよね。
それは過去の管理官の時代で相手に何したって変わらなかったかららしい。
それでもあの最初はヤバかった日向杏の気持ちでさえ変えてしまう室井はすごい。
そしてリクの親が出所してリクを迎えにきたときにリクに乱暴に扱うシーンがあり室井は虐待を警戒していて、その後リクが親のところへ行ってからすぐに怪我しているリクが1人で室井の自宅まで避難してきたので保護した。
その後リクの親がリクを奪いに来るも室井ともみあいになって付近の凶器で襲ってきたので日向杏が銃で威嚇射撃してその後密かにタカが警察に通報していたので親は逮捕された。
だが室井は襲撃されたときにいなくなった秋田犬を探しに猛吹雪の中捜索するも持病の狭心症もあって捜索中に雪に埋もれて亡くなった。
そして室井は地元での行動が評価されて多くの人たちの気持ちを変えていて愛されていたのか多くの人が自宅に訪れて花を置いて行った。
その後室井の代わりに牧場の夫婦が子供たちを預かっていっしょに生活した。
そしてしばらく月日が過ぎたころに室井がかつていた場所にずいぶん老けたあの青島がやってきて終わり。
どうやら今後は青島バージョンのストーリーでも始まるのかもしれない。
全体的にこれは人生経験が豊富な大人じゃないとつまらない真面目な話ですね。
人というのは不思議なもので子供の頃にはわからないことがいろいろ経験して大人になると難しい真面目な話も理解できるようになるんですよね。
本編でも家族でいられる時間には限りがあるなんて子供に言っても意味がわからないと思うし、万引きしたリクが後で1人で店に謝罪しに行ったとか1人で虐待された親から逃げて室井の家まで移動したことも現実では無理だと思うよ。
それにヤンキーに絡まれているときも現実なら殺されてますね。
そこがちょっと真面目に表現しすぎて現実的ではないですね。