野の花、野の草、野の小径。 -9ページ目

ハチさんぶんぶん。

雨やら雷やらが続いたり

ワタクシはワタクシで、ちょい怪しいブツを食べたばっかりに(とーちゃんのおみやげ)・・お腹を壊したりとかで。

なかなか散歩ができなくって

花の盛りが過ぎてしまうのではないかと

気が気ではあーりませんでした。


やっと行ってきました。お花畑。(昨日だけど)


野の花、野の草、野の小径。


↓ズームしますと・・こんな感じ。
野の花、野の草、野の小径。

奥にちらりと見えるのは番屋。

ここは番屋以外に民家はありません。

あの番屋の更に奥がキツネさんのお家があるところです。


で、写真を撮っていましたら

ぶーーん、ぶーーーんと飛んでるやつがいましてね。

こいつです↓
野の花、野の草、野の小径。

これは・・確か外来種。


駆除しましょう・・・っていう話をどこかで聞いた記憶が・・・(あいまい)

回りを見渡せば・・・この種類のハチばかり。


で、家に帰って調べてみた。


セイヨウオオマルハナバチ!


トマトの受粉(っていうのかな)に便利なこのハチを輸入し、それが野生化したものらしいです。

なぜ駆除しなければいけないかというと、もともといた在来のマルハナバチが減少してしまう・・・もしくは絶滅してしまうという事らしいのですね。


たかがハチ。

減ろうが増えようが・・・どうってことないような気になりますが。


このセイヨウオオマルハナバチ(ああ・・長いってば名前)

体が大きく、舌が短い。

深い花では蜜を吸うことができないため、花に穴をあけ蜜を吸う盗蜜ということをするらしい。

盗蜜では、蜜を吸うだけで花粉を運ばないので・・・受粉しない。


ふんふん。ということは、深い花以外は受粉するけれど・・・それ以外の花は絶滅するのかしら?



ここまで読んで・・・ハタと気づく・・。


あーーー!今年・・キスゲの花が少ないっ叫び



ハマナスやユリは大豊作なんですよ。今年。

なのに・・・今年はキスゲが少ないなぁって思ってたとこだったんだよね。

そしてナミキソウも、いつもならまっ先に見つけるのに・・・ないのだ。

そうだ・・・クサフジも少ないな。


あっ!あああ・・・。


そういえば、ここの場所ではないけど

ノハナショウブが咲く原っぱがあるのだけれど、いつもならとっくに咲いてるはずが・・・今年は一本もなーいのだ。

今年は遅いのかぁと思っていたのだけれど・・・ひょっとして・・・受粉しなかったせいなのお?


こっ・・これは・・ゆゆしき事態ですわ。



野の花、野の草、野の小径。

エゾカワラナデシコ。


この花が咲くと・・・ユリが終わる。

野原はオレンジからピンクの原っぱに変わる。


野の花、野の草、野の小径。

野の花、野の草、野の小径。

野の花、野の草、野の小径。

エゾフウロがたくさん咲き始めました。



野の花、野の草、野の小径。

野の花、野の草、野の小径。

キツネのお宿は今日も花盛りです。

ねっ、キツネくん。




さわやかな風が吹く浜辺で・・憤慨す。

昨日のこと。


いつもの道を通って、

草花をながめながら・・・ぽくぽくと行くと


野の花、野の草、野の小径。

野の花、野の草、野の小径。

野の花、野の草、野の小径。

矢印

この花畑の裏側・・・ゴソっと削られていた。


野原が更地に・・・・変わっていた。


あまりの痛ましさに写真も撮れず・・・。



野の花、野の草、野の小径。

野の花、野の草、野の小径。

原っぱ探検隊といたしましては・・・無念でごじゃいます。


何か工事でも始まるんだろうか。


浜や丘も削っちゃうんだろうか。


野の花、野の草、野の小径。


野の花、野の草、野の小径。
腕が悪いので、うまく伝えられないのだけどね。

ずーっと奥のほうまで、この花畑は続いているのですね。

何キロも何十キロも・・。

ワタシはいつもこの場所にたって「キレイだなぁ」と眺めてるんですね。

あまり中には入らないようにしています。

踏んづけちゃうから。

で、帰りには必ずゴミをひとつだけお持ち帰りするの。

たくさんだと嫌になるから・・ひとつだけ。


なんかね・・・今まで拾ったゴミ・・・ぶちまけたい!そんな気分。


こう・・・気軽にお散歩できるというか、草花を眺める場所というのが、どんどんなくなっていくようで・・・嫌だなぁ。

公園とかはさ・・・手入れがされていてキレイだけどさ。

ほらっ、キツネの巣はないし(そこ?)、ときめかないんだよね。

なんでだろ?


野の花、野の草、野の小径。

人は

空だって飛べちゃう。

宇宙にだって行けちゃう。

鉄人28号もべっくりな・・・今の世の中。


野の花、野の草、野の小径。

なんでもできるような気になっちゃうけど


海を渡るさわやかな風は作れまい。

まとわりつくような草花の香りは作れまい。



野の花、野の草、野の小径。

こんなに美しいのに・・・。


ばかたれがっ・・・。


ひとり・・憤慨するおばちゃんであった・・・。


草花


野の花、野の草、野の小径。

野の花、野の草、野の小径。

これはヒオウギアヤメかしら?


ノハナショウブ?


どちらにしても、道端の際に咲いてたので・・刈られてしまったかと心配してました。

良かった、良かった。


野の花、野の草、野の小径。

野の花、野の草、野の小径。

エゾフウロはこれからが本番。

ヘビイチゴやナミキソウ、ヒルガオがユリと交代に咲き始めます。


野の花、野の草、野の小径。

野の花、野の草、野の小径。

野の花、野の草、野の小径。

ただの草だって負けてません。

コウボウムギ、ハマボウフウ、シロヨモギ。


名前を知ると・・・ぐんと仲良しになった気分。るん。