実家の父と母には
実際にゆりちゃんが
退院して染色体検査の結果が
出てから話そうと
旦那と相談して決めました。

ゆりちゃんが退院して
実家に戻って
まずは母が抱っこしてくれて
父もそのあと嬉しそうに
抱っこしてくれました。

その後リビングで
寝ているゆりちゃんを横目に
ダウン症のことを
話しました。

私から話したのですが
最初から涙が出てしまい
泣きながら今までの流れと
ゆりちゃんの今の状況を
話しました。

父と母はひたすら
無言で話を聞いてくれました。

それから
「1人で抱えさせて
申し訳なかった。」
「もっと早く話してくれれば
よかったのに。」と
私の心配をしてくれました。

そしてゆりちゃんのことも
「家族になんだから
みんなで大切に
育てていこう。」と
言ってくれました。

やっと話せてよかった気持ちと
ゆりちゃんのことを
受け入れてくれたことが
本当に嬉しかったです。

しかし、夕食を食べるときに
普段は食事を残さない父が
今日は1日動いてないし
お腹空かないから
少しでいいやと言って
残しているのを見て
父はかなりショックを
受けているんだろうなと
察しました。

それでも夕食の後は
ゆりちゃんを抱いて
あやしてくれていました。

母は助産師であり
地域の保健センターで
働いていることもあり
知識もあった上での告知でしたが
知識があるからこその
不安とかもあったと
思います。

母は必死に私を励まそうと
「基礎疾患がなくて
本当によかった。」
「ゆりちゃんはそこまで
体がふにゃふにゃしてないから
きっと発達も早いよ。」と
声をかけてくれていました。

その日はゆりちゃんの
ダウン症のことは
一切誰も話題には触れず
終わりました。

翌日の朝は母は
だいぶショックだったので
眠れなかったようで
疲れてる感じがしました。

父は仕事に行きましたが
帰りにダウン症についての本を
買ってきて
自分の知識を増やして
ゆりちゃんに不自由なく
生活して欲しいと言って
本を読み漁ったり
ネットで情報を集めていた
みたいです。

ショックは受けて
動揺はしていましたが
いつも通りの生活の中に
可愛いゆりちゃんという
初孫が増えただけと言って
可愛がって抱っこしたり
お世話してくれているのには
とても安心しました。

そして告知から1週間たてば
本当に何もなかったように
生活が流れていきました。

母はポジティブに
「ゆりちゃんには
ゆりちゃんのペースが
あるんだから
ゆっくりゆっくり
成長していけばいいよ。」
「ダウン症の子は芸術とか
音楽とかに優れてる子も
多いからいろいろやらせてみて
可能性を見つけてあげよう。」と
話してくれていて
私自身もポジティブに
なってきました。

本当に私は自分の親にも
旦那さんの親にも
恵まれているなと
実感した数日でした。









退院する日のゆりちゃん飛び出すハート

用意しておいた
セレモニードレスを着て
無事に退院しました♪

そしてこの日に
初めてパパに抱いてもらって
嬉しそうでした目がハート