がんサロンライブ


もう来週になってしまいました。

浜松で、杉浦貴之さんのLIVEを行います。
3月にスタートしたがんサロン「ホ・オポノポノ浜松」の設立記念イベントです。


                 あじさい


「ホ・オポノポノ」は、ハワイの幸せになる呪文です。
正式には「セルフアイデンティティ ホ・オポノポノ」といいます。
ハワイの女性に天啓があり、それを医師のヒューレン博士が普及したものです。
「ホ・オポノポノ」という言葉自体は、太古からハワイで使われていました。
幸せの呪文としての「ホ・オポノポノ」は、短い言葉に四つの意味があります。
「愛しています、ありがとう、ごめんなさい、許してください」という意味です。

それら全てが自分に向けて言う言葉・・・だということが、素晴らしいんです。

私は、私を愛しています。
私は、私にありがとう。
私は、私にごめんなさい。
私は、私(の中の神)に、許してください。

この意味を深く解説すれば、ヒューレン博士の1冊の本になります。
でも浅い意味でも、これだけの理解で、私は十分だと感じています。

がんになるようなときは、心身を酷使しているケースがほとんどです。
頑張り屋、完全主義者、優等生、気遣い屋、リーダー格・・・その他の状況で、
自分の能力以上のレベルで心身を酷使していても、気力でのりきろうとします。
そんな異常事態に身体がストップをかけたものが「がん」だとも言われます。
がんにならなかったら、そのまま、過労死に突入しているケースが多いとか。
そんな、自分を顧みなかった生き方の反省としての「ホ・オポノポノ」です。

自分の生き方を見直し、自分を癒し、自分を愛してがんを治そう・・・
だから、笑顔で、日々を大切に生きよう・・・

そうです。自分を愛する時には、笑顔がとても大切です。
笑顔は、それだけで治癒力を高めるとも言われています。

「ホ・オポノポノ浜松」では、笑いヨガをいつも行うことにしています。
笑えなくなってしまうのが、がん患者だからです。
作り笑いでも、笑うことを意識し始めると、がんに向かう気持ちが和らぎます。


                 あじさい


そんながんサロンだから、がんと明るく向き合う杉浦貴之さんのライブが最高!

杉浦貴之さんのライブを浜松で行いたかったのは、私の夢でもありました。
杉浦さんのライブへ参加して「生きる力」を得たがん友の夢でもありました。
そのがん友は、がんを克服したのに、治療の後遺症で卒業していきました。
いろいろな想いをこめて、今回の杉浦さんのライブの企画に至りました。

でも、現実は、厳しいです。
浜松のがん患者がシャイなのか、私の想いや言葉が重すぎるのか、はたまたケチか!!
浜松じゃチケット代が高すぎるて誘えない・・・飲み物付きで2500円ですけどぉ。
何人かから、そんな苦情や忠告が耳に届きます。
がん患者は人ごみに行きたくないから無理・・・という最もなご意見もあります。
感染が不安な時期に杉浦さんのライブへ駆けつけた私は「でもさぁ・・・」
杉浦さんのライブでは、マスク姿、車いす姿、帽子姿は当たり前なんですけど。

参加したくない人を、無理矢理に集めることはしたくない!!

そんな決意からスタートした集客ですが、現実の前に心が折れそうです。
でも、その苦境をFBで打ち明けたら、多くの方々がシェアしてくださいました。
思いがけない方々の、思いがけないほどのシェアでした。
疲れ切った心が温かくなりました。
実際に、参加申込をしてくださる方も現れました。

「がんのイベント」への根深い抵抗を感じていますが、明るい輝きも感じます。
二人に一人ががんになる時代です。
もっとざっくばらんにがんについて語り、励ましあい、元気になりたいものです。

あと一週間、がんを前向きにとらえる方々に情報が届くようにがんばります。
本当は、がんは辛い、怖い、嫌だと思っている方にそこそ、参加してほしいけど。
そんな方も参加できるように、みんなが楽しめる場を作っていきたいと思います。

がんサロン設立のライブは、「ホ・オポノポノ精神」で楽しみます。
成功を心配するのではなく、どんな形でもそれが「成功」だと信じたいです。