人間関係が原因で不登校になった娘が、
ありのままの自分を出すといいんだと学んで、
勇気を出して新たなクラスで、ありのままの自分を出してみたら、女王様気質なせいなのか、上から目線な言い方になって、クラスメートと揉めてしまったり、離れていってしまったりして、またひとりぼっちになってしまった。
せっかく勇気を出したのに、また、ありのままの自分ではダメなんだと、引っ込んでしまいそうで心配。
なんと声をかけてあげたらいいのだろうか？
親として出来ることはあるだろうか？
というご相談
こんばんは、あなたの心を光の方へポンと飛ばす、 ハッピーナビゲーター 弓明子(ゆみあきこ)です。
やっと勇気を出してチャレンジしたのに、うまく行かなくて落ち込むお嬢さんを見ているのは辛いですね。
ではひとつずつ紐解いていきましょう。
まず、最初に誤解している事があります。
ありのままの自分だとしたら、強気な態度にはなりません。
お嬢さんの場合は、
人間関係でトラブルを起こしているので、人と話すのが怖い。
だから、無意識に傷つきたくなくて、ファイティングポーズをとってしまうのです。
どうせ、嫌われる
どうせ、傷つけられる
どうせ、嫌なこと言われる
それが怖いから、そうならないように身構えてつい、言い方がキツくなる。声が尖る。
その奥に、本当は
臆病で、
怖がりで、
か弱い
「どうしたらいいかわからないよー、えーん」と、途方に暮れている感情を押し殺している。
こっちが、本音です。
差し出すのはこっちです。
そして、２番めの誤解は、
ありのままの自分を出すと人間関係が上手く行くわけではありません。
ありのままの自分を出すと
自分に合う人と仲良くなれて、
自分に合わない人は離れていく。
ですので、もう1ステップ、
ひとりひとりとちょうどいい距離感
を知り、取る訓練が必要になります。
お嬢さんが本気でなんとかしたくてお母さんに相談しているなら、個別セッションを勧めてあげてください。お嬢さんに取り組む手順をお伝えしていきます。
そして、お母さんであるあなたは、このお嬢さんの問題を使って自分と向き合うチャンスです。
あなたが、今も人間関係で悩んで試行錯誤しているように、お嬢さんもお嬢さんのペースで、試行錯誤していきます。
あなたは、自分のお母さんに手取り足取り教わってないですよね？
自分で悩んで試行錯誤して今があるのではないですか？
だから、お嬢さんも、あなたがなんとかしなくても大丈夫なんです。
大丈夫だと思えないのは、今の自分か、過去の自分にまだ、バツがついてるということ。
お嬢さんをみて、どう感じますか？
私の育て方がダメだったから
私が人間関係苦手だったから
お手本が悪かったから
そんな罪悪感があるのではないでしょうか？
この罪悪感は、
あなたが、あなたのままで大丈夫なんだ。
今も未来も、あのやらかしちゃった過去でさえ、
ありのままの自分で大丈夫なんだ。
というのを
これでいいんだ。
これでいいんだ。
と、ひとつひとつ受容していくと、お嬢さんのことも大丈夫だと信じられるようになるので、罪悪感が消えていきます。
まずは、あなたが、自分の気持ちに丁寧に向き合ってみて。
いつからでも、人は変われます。
いつからでも、間に合います。
自分で自分を幸せに出来る。
まずは、あなたが自分で実践してみてください。
それからでも充分間に合います。
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