心の風邪引きさんたちへ
昨日は雨のち雪の日に、ひなたぼっこの記事をあげてしまって、
ちょっとしょげてる、あっこです。
昨日はお出かけだったので、前日に書いておいたんです。
まさか、土砂降りだとは!
雨は浄化の作用があるので、
感情解放にはうってつけなんですけどね。
実は私、最初、うつ病を”心の風邪”と言われるのがとても嫌でした。
じゃあ、なんで、”心の風邪引きさん”って題にしているのかというと、
私が心の病気は、根っこはみんな同じだと思っているから。
病名で括りたくなかったんです。
では、なぜ、心の風邪と言われるのが嫌だったのかと言うとね。
風邪って、2~3日で回復するじゃないですか。
私がうつ病になったのは10年以上前。
まだ、一般的じゃなかったし、
情報もほとんどなかったの。
だから、てっきり、薬を飲んで寝ていれば、2~3日で治るんだと思っていたんです。
ところが、全然違うじゃないですか?
周囲も、なんで元気にならないのか、困惑し始めるんですよね。
こんなに辛いのに。
薬も全然効かないのに、
全然元気にならないのに、
日常生活が全く機能しなくなってるのに、
どうして、”風邪”なんだろう?
でね、どうせ例えるなら、もっとぴったりの表現にならないかな?って考えたの。
心の骨折とか、
心の心筋梗塞とか、
心の肺炎とか、
心だから、病院でする治療は必要ないけど、
でも、これ、治療法があるなら、入院してもいいくらい重症だよね???
うつ病の友人は、「痛いところに包帯巻きたい。そうしたら分かってもらえるのに。」って言ってました。
周囲に理解されず、責められる。
「なんで、寝てばかりいるの?」
「がんばりなさい。」
「しっかりしなさい。」
どうしたら、がんばれるのか教えて欲しい。そうしたらがんばるのに。
どうしたらしっかり出来るのか教えてほしい。そうしたらしっかり出来るのに。
何をどうしたら治るのか。
どうしたら、元気なころの自分に戻れるのか?
せめてゆっくり眠れるようになりたい。
ご飯の味が分かりようになりたい。
日常生活が送れるようになりたい。
励ましてくれる言葉は、毎日自分がそうなりたいと思っている言葉。
そうしたいのに、そう出来ずに自分を責めている言葉。
こんなんで、元気になるわけがない。
こんなんで、やる気が出るわけがない。
じゃあ、なんで、がんばっていたんだろうね?
私は、幸せになりたかったんです。
だから、がんばってきたの。
でも、がんばっても幸せになれないって、気付いたんですよね。
がんばるの先にも、しっかりするの先にも、幸せはないのです。
あなたの幸せってなんですか?
「あと、1週間の命だったら、何をして過ごしたいですか?」
私はそこに、幸せのヒントがありました。