ちょっと語ってみた | JW時代の忘れもの

JW時代の忘れもの

JWだった過去とか 今の生活とか

現役JWの方には非常に申し訳ないけど、私はエホバのいうネーミングの神様はいないと確信しています。

 

元JWの方々のブログを読んでおられる方なら「なにを今さら…」と思うのかな?


それともJW組織は偽物だけど、エホバっぽい神様はいるんだろうと心の中では信じておられる方が多いのかな~??

JWは、「自分たちこそが神に認められた唯一の組織である」と信じ込んでいますが、

 

同じように考えて主張している宗教団体など、この地上には他にもたくさんあるわけで(数えたわけではないけど)

 

 

私はJWが「地上で唯一、真の神が用いている組織」じゃなくて(それが単なる彼らの思い込み)で本当に良かった~と思っています。

 

だってもし彼らの主張が真実なら、私ほど神に嫌われて呪われた運命を背負ってる人間はいないことになるから。

 

彼らの主張が真実なら、ユダ・イスカリオテを凌ぐ勢いで神から嫌われてるわ、ワタシ。だから一生懸命信者やってたときも長老や古株のクリスチアーンたちから腫れ物扱いされ、世に誘惑されて弱るがままにされ、呼び止める価値もないもののように祈りさえ聞いてもらえなかったのね、ってことになるし。

 

これだけは主張しておきたいのですが、私はJWに恨みの感情など一切ないんです。できたら彼らのことは悪く言いたくない。聖書片手に意気揚々と彼らの偽りについて語るほどの研究もしていないし、そんな熱意も感情もないんです。

 

私が言いたいのはただ1つ。自分なりに神のもとに留まりたいと祈って祈って、さらに祈って祈り倒したのに聞かれなかったという体験から分かったこと。

 

何も罪を犯したこともない信者の時からずっと「エホバから離れたくない」という願いを持っていたのに、それすらも聞かれなかったという事実。

 

 

「神のもとに留まって、神と共に生きられますように」

 

 

そんなささいな願いさえも聞き入れられなかった、ということです。

 

 

 

 

 

 

苦しんでいた私に、一杯の爽やかな命の水を与えてくれたのはレイモンド・フランズ氏。

 

JW禁断の「良心の危機」を読んで、私は本当に救われた気持ちになりました。

 

そして自分の経験したわけのわからない現象が全てつながりました。

 

 

 

「JWは唯一真の神が用いる真の組織ではない」

 

これが私が長い間探し求めていた答えでした。

 

 

でもこれを言ったところで、どうせJWからは「背教者」とか「神への真の愛と信仰がなかった」というレッテルを張られるだけだろうな~

でも今はそれでもいいのかな、と思います。

 

そして私も彼らのことを、「洗脳されている」だとか「可哀想だ」とかは思わないようにしています。

 

どんな宗教でもある一定の信仰心を持っているからにはそれを尊重しなければならないし、そのように生きる権利はあってしかるべきだと思うので。

 

向こうが私をどう思おうがどう扱おうがそれはあちらさまの自由であって、

 

私をどう扱うかという行動の仕方で自分たちがどんな人間かを示しているのであって、

 

それは私という人間の本来の価値には何の意味もないのであって、

 

それよりも今日もこの美しい地上で命をいただいて生きられることをありがたく思って楽しく過ごそうね、とお互い笑顔を向け合うほうがよっぽど健康的でいいのではないかと思うのであります。

 

 

ほっこり