下記の記事ですが、「今さら」感がスゴすぎる。


そんなのずいぶん前から弊ブログでも述べてきている。


そもそもアベノミクスが国の経済政策だと思っている前提自体が間違いですよー。


>2015年度の実質GDPは、2013年度を下回ってしまいました。


>要するに


>(1)賃金がほとんど伸びないのに


>(2)物価が増税と円安で急上昇したので


>(3)実質賃金が急激に落ちた


>結局、国民はアベノミクスによって単に実質賃金を下げられただけだった、ということです。


>なお、「実質賃金が下がったのは、非正規雇用が増えて賃金の平均値が下がったから」というもっともらしい説が流布されていますが、ウソです。


>平均値の問題なら名目賃金も下がるはずですが、グラフを見れば分かるとおり、下がっていません。


>アベノミクスがもたらしたのは、円安による為替差益と株価の上昇だけ


>なお、株価の上昇は、金融緩和、年金資金の投入、日銀のETF購入によって吊り上げられたものであり、経済の実態を反映していません。


>特に最近は日銀による株価の下支えがひどくなっています。


>雇用改善についても、生産年齢人口の減少、高齢化による医療・福祉分野の需要増大、雇用構造の変化(非正規雇用の増大)が重なってもたらされたものであり、アベノミクスとは無関係です


GDPについて、


>つまり「その他」によって、1997年度を含む90年代の数値を大きく引き下げ、他方でアベノミクス以降を大きく引き上げるという調整がされたことが分かります


>こうやって名目GDPを大きく調整したことにより、「2年度連続実質民間最終消費支出下落」「実質GDPが2年度前を下回る」といったアベノミクス失敗を象徴する現象は消滅し、実質成長率も2倍近く上昇しました。


>そして、2016年度はめでたく史上最高の名目GDPを記録し、以降それを更新し続けている、という状況になっているのです。


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*アベノミクスに重大な疑惑、GDPを改ざんか
覆い隠された大失敗、日本は未曽有の事態に突入している
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