去年、突然のうつ病になってしまったダンナ。
それで、1月の終わりにお知らせして、ブログをしばらくお休みさせていただきました
その時、ご心配してわざわざご連絡をいただけた方たちもおりました。
本当にありがたくて嬉しかったです
改めてこの場をお借りしてお礼を申し上げます、本当に温かいお言葉を頂けてありがとうございました
もちろん、ただこうして見守っていただけているだけでも皆さんにも感謝です
それほどのことではないけれど、その後のご報告をさせていただこうと思います
年が明けて2022年になった頃。
まだお正月期間の頃に、ダンナはもう決めていたようです。
「治ったと嘘ついてでも、仕事に戻る」と
治ったと嘘をつくというのはちょっと危険なようだけど(笑)
そのくらい、復帰しないとやばいと彼なりに思っていたようです
11月に発症してからずっと休職していたので、このままいくと有休も切れて。
ついには、傷病手当という名前の生活保護を受けなければならないというのが目に見えていたからこそ。
ダンナは、それだけはなってはいけないと危機感を持っていたようです
私自身もなってほしくなかったけど
とはいえ、それまではずっと薬も服用していたし、本当にすぐ復職できるんだろうか?と自信もないし。
私がどうこうするのも違うような気がして、結局不安ながらも、ダンナに任せてみるしかありませんでした。
けれど、幸い、会社の上層部の人たちがダンナのために考えて動いてくれたおかげで。
彼が復帰できる仕事場を用意してくれました
それは、昔彼が応援という形で少しだけ勤務していた仕事場であり、彼を知っている仲間もいたし、何より彼にとっては全く初めての仕事ではないというものでした。
当時とは勤務時間帯が違うので、もちろん新たに覚えることもあります。
でも、全く知らない未経験の場所に配属されるよりは、少しでも関わったことのある仕事場に置かれるのなら、少しでも安心できる
何より、本当はダンナが一度は戻りたいなと願っていた場所でもあったのでした。
心をやられたあのきつい現場よりは、ずっとまだ今度の配属の現場の方がましなんで(笑)
そのことに少しでも希望を託し、ダンナの復職を見守りました。
とはいえ、復職初日からいきなり24時間勤務
いきなり夜勤から始まるという、ちょっとびっくりなスタイルになってしまったけど、そこは仕事柄、仕方がない
いきなり、夜勤と明けという不規則なスタイルが始まり、当時に薬服用もできる限り止めたので、内心はらはらしながらそっと見守りましたが。
やはりたくさんの不安などをこぼしながらも、思ったより気丈に、ダンナは復職に取り組んでくれました
心配していた薬も、休みの日が少しだけ続く日を選んで眠気が仕事に影響しないように飲む程度に抑えることができました。
まだ薬を飲むということに少しは抵抗はあったようだけれど、それも少しずつ手放していけるようになるよと何とか勇気づけながら
できるだけ、家ではダンナのこぼす話は聞くようにはしました。
とはいえ、どうしても自分がしんどくなったこともあるので、そこは半分耳を抜けていく程度に流したりもしましたが
気づけば、復職から3ヶ月が過ぎていましたが、今もお陰様で、ダンナは日々出勤できています。
以前のような笑いのあるコミュニケーションも取れるようになっています。
だからといって、もうこれで一安心というわけでもなく。
ダンナ自身も言っていますが、やはり再発を恐れている節があります
そんな簡単に治るもんじゃないとよく言っていて、私もそれなりには承知しているつもりですが
今、私なりに思うんですが、ダンナはうつ病と診断されたけど、適応障害という言葉の方がしっくり来るような気がするんですよね
それまでのゆるーくある意味楽ちんな(笑)現場にとっぷり10年間漬かっていたのが、いきなりハイテクで何もかも厳しくてピリピリしてミスも許されない!というような現場に移動になって。
あまりの環境の変化についていけなかったからじゃないかと
うつ病と適応障害は同じなのか別なのか、失礼ながら私にはそこまではわからないけど
私としては適応障害と思っているので、その環境が変わり、まだ少しでもなじみがあり経験もある今の仕事場に移れたのなら。
まだ、のしかかる負担もずっと和らぐはずだと思うんですよね。
やはり、今の仕事場の方がまだずっとダンナに合っていると思えるし、復職する時のダンナの不安や緊張がやはりだいぶと取れていったようには見えます。
とはいえ、それなりに見守っていくという気持ちは持ち続けないとはいけないだろうなとは思うけど。
このまま、今の状態が続いていって、そして自然にはもう薬も全く関心もなくなるといいな・・・・とは思っています
改めて、うつ病って難しい病気というか、こんなことが起こり得る病気なんだな・・・って思います。
人それぞれによって違うから、これがそうなんだ!っていう決まった症例のパターンなんてないと思うし、発症や回復の道のりなんて人それぞれでしょうね。
でも、病気と診断されてから3か月あまりで復職できたダンナはとても幸運だったと思います。
そして、戻れるところを用意してくれた会社にも感謝しないといけないですね。
そこは、やっぱりダンナの人柄とかこれまでの会社への貢献とか、そういうのを分かってくれていたからかなと思います
ダンナが発症してからしばらくの間は私も思ってもみないほど不調になり、いろんな迷惑をかけたり落ち込んだりする時もあったけど
何かいい経験にはなったと思います、だからといってもう二度と経験はしたくないですけどね
いや、ほんとにもういいよ、こりごり(笑)
ご報告が少し遅くなってしまいましたが、ということで、何とか以前の日常は戻りつつあるようです。
これからも、現状を維持できるよう、自分なりに進んでいきたいと思っています
改めて考えることも、気づいたことも、色々とありました・・・・。
だから、見た目には変わらないとは思うのですが、ダンナも私も、病気が起こる時以前とは少しは何かが変わっていますね
それもまた、時の流れだなあ、と思います
改めて、色々とご心配いただいたり、温かく見守っていてくれてどうもありがとうございました
これからも引き続き、見守っていただけると嬉しいです