3月8日、都心では結構な降雪があったようだ。

こちらは雨、9時に家を出る頃は上がっていた。


もう5回目となると手順は頭に入っていて、スイスイだ。

再来受付機→採血→第一外来受付→身長.体重.血圧自己測定→予診室で問診→第一外来血液内科受診→5階外来ケモ受付→前投薬飲む→腕に点滴の針刺す→30分後点滴開始。

普通4人部屋で治療を受けるが、今回は個室でした。

部屋にトイレあるし、広い。

よっぽど混んでいて個室も使わざるを得なかったのかな、看護師さんに聞いてみたら、今日はいつもより空いている、順番に案内しただけです、とおっしゃいました。

通常で個室も利用しているのかぁ。

他の方のイビキ聞かずに済むぞ、おならも遠慮なく出来る、ラッキー!


ちなみに血液検査結果は、γGTP、CRP前回同様少し高め、LD160、よし下がった、白血球8100、好中球5400、リンパ球1700、リンパ球が久しぶりに正常値になった。

赤血球はまだ低く貧血気味。


体重は76.6kg、前回と変わらず、少し節制したが減らなかった。


治療開始。

事前薬カロナール、ポララミン、アプレピタントを飲み、プレドニンも20錠飲んだ。

吐き気止めグラニセトロン→リツキシマブ→ドキソルビシン→エンドキサン→ポライビーを順次点滴、前回同様4時間かかった。


んー、だるい、しばらくベッドで休んだ。

回数を重ねるごとにだるさは強くなってきたかな。

その時の体調次第なのかもしれない。


点滴中、本を読みました。

直前にAmazonで買った。

自分の住む県にある大学病院のノンフィクションもの、それだけで興味を引いた。

そのうち眠くなるだろう、何ページ読めるかな。

だが結構読めた、半分くらい。

重い内容だった。

10年くらい前にニュースで騒がれた医療事故を深掘りし、根本の原因の追求、起きた背景を克明にリポートしている渾身の1冊。

短期間に肝胆膵外科手術で8人お亡くなりになり、5番目の方はこの病院に勤めていた25才の女性看護師さん、術後31日であっという間に、、、なんと、、、

背景には、「白い巨塔」、はるか昔の医局の体制のなごりがまだ、、、

白い巨塔、俺は田宮二郎さん主役の方見てました。



せっかくの個室で寝られると思っていたが、目が冴えてしまった。


我が地元の大学病院、今はもの凄く改善され、安心して医療を受けられると想像しています、きっと。


帰り道、真正面に見えるはずの赤城山に低く黒い雲が立ち込めていた。

雨が降り始め、どしゃ降りになった。


明日は晴れるだろう。