就学相談 診断がつく | 日常の栞

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ASD疑いの6歳児を育てています。日々の備忘録です。

医学相談に行って来ました。

発達支援センターの相談枠で、

専門医に診察していただけるというもの。

予約が難しいのか、半年待ちでした。


今までずっと様子見、グレーで来ましたが、

就学にあたり支援級に行くには診断が必要というのと、特性が障害によるものだとハッキリさせた方が今後生きていく上でもいいだろうと…


やっとここまで来た、という感じです。


まず、事前に生育歴等の聞き取りがありました。

〇〇はしていましたか?ときかれて「あーそういえばやってたかも!」みたいなことか多くて、過ぎ去ったことはさっぱり忘れてるガーン

そうかあれも特性だったのか〜〜

って、事前聞き取りだけで確定しそうな勢い。


赤ちゃんの頃、目が合わないとか、抱っこを嫌がるとかは一切なく、睡眠での苦労もなかった。

クレーンもなし。おうむ返しもなし。


ただ、言葉が遅いことだけが悩みだった。

発語が遅い上に初語が「しんかんせん」、

増える言葉は名詞ばかり、

パパママ言わない、

「うん」「ううん」が使えないなど。


いやー、聞き取りに答えていくうちに出てくる出てくる。


そういえば逆さバイバイしてたし、横目で走ってたし、トミカ並べてたし、寝転んでタイヤ眺めてたし、独り言だと思ってたのはエコラリアだった。

こだわり、癇癪はイヤイヤ期だと思ってたけどかなりあった。


客観的に振り返るとなかなかですな。





そして相談当日。


まず、先生が息子に口頭で質問。


名前、年齢、幼稚園クラス名はスラスラ答える。


「今日、ここには誰と、どうやって来たのかな?」で躓く。


「ママと、こーーーやってこうーーやって来た!(指で道を辿るような仕草)」


先生言い換え「何に乗ってきたのかな?」


「自転車、自転車の方が早いからね、電車だとちょっと遅いからさ〜」


出た、余計な脱線(笑)



「幼稚園で、好きな遊びはなんですか?」

「(かなり考えて)………つみき」


「来年小学校に行くのは、楽しみかな?それともちょっと心配?」

「ちょっと心配」

「そうなんだ。なにが心配かな?」

「…給食が時間あるから」(今、幼稚園でお弁当の時間に制限があることで絶賛登園渋り中…)

「そうかー、でも今は給食もそんなに厳しくないから大丈夫だと思うよ」


息子本人とのやり取りはこのぐらいで、あとは遊んでいる様子を見ながら先生と私で話す。


まず、診断は

ASD、自閉スペクトラム症


そう診断はつくけれども、特性は人それぞれで、息子くんの場合将来は、障害者枠で就労とかではなく、ちょっと空気が読めない、言葉が足りない人という特性と付き合いながら一般社会で生きていくことになると思う。


就学先は判断が難しい。

普通級でもやっていけそうだけど、支援級でサポートを受けた方がいいとも言える。

こっちの方がいい、とハッキリ言えないケースです。


……はい、まただよ。照れ

専門家3人が皆同じ意見だよ。


こりゃ信頼度高い。


従うしかないね!!


「どっちもアリなので保護者が選んでください」


というありがたーーい判定に笑い泣き



ただ、息子の様子を見ていた先生が、最後にポツッと、「医師としてじゃなく、親戚の子だと思ってどっちがいいか考えるなら、支援級勧めるかな」と言ったのです。

そこで、普通級に傾いていた天秤が、支援級の方に……

でも、見学時のここじゃあ物足りないのでは?と感じた不安は拭えず。



就学先の最終決定は2週間後に改めて面談で、ということで、この日は終了になりました。



帰宅後、

今日の話を夫に伝えたら、

息子本人の前で「もう普通の小学校行けないんだって!」とか言いだした。


いやいや支援級でも同じ小学校だから。言い方。

しかも医師が一意見として言ったのをそのまま受け入れるわけ?


今まで「どっちでもいいなら普通級がいいんじゃない〜?」とか言ってたのに??


問診で会話が噛み合わなかったのも、

抽象的な言い方が分からないって特性が出ているって話なのに、

「じゃあそういう会話できるように練習させないと!」

となってしまい、

いやいや質問は具体的にしてあげないと、って話だからね?と釘を刺すことになり。


私は息子のあれやこれやを、「特性だなー」と思って見てきたので、すんなり受け入れたけど、

ずっと、経験が足りないからだ、練習させないとーとかやってきた夫には受け入れられないんだろうなぁ。


息子の言葉が遅いのも会話が噛み合わないのも、兄弟もおらず祖父母と接していないからだと思ってるし。(一人っ子なのは夫の年齢と不妊のせいだし、祖父母には1〜2ヶ月に1回会ってるってーのプンプン)



まずは、夫の受容と理解が急務。