獅子座の新月の記事を書いてから
2週間以上経ちました。
実はこの間、
体調不良で寝込んでいまして
振り返ると
魚座の満月の前に
大デトックスのような時間でした。
魚座のキーワードの一つに
【浄化】があります。
「浄化・手放し・デトックス・リセット」
などの言葉を、
魚座と関連付けて
聞いたことがある人も
いらっしゃるのではないでしょうか。
なぜ
「魚座」=「浄化」かというと
魚座が12星座の
一番最後の星座であることに由来します。
牡羊座から始まる12星座は
魂の成長の物語に例えられます。
まず前半の
牡羊座〜乙女座は
個人の自己確立の成長段階。
牡羊座でこの世に生まれて
牡牛座で五感が発達し
双子座で言葉を使えるようになり
蟹座で自分の居場所(=家族)を作り
獅子座で自我が確立し
乙女座で客観性を得て自己分析を始める。
そして後半の
天秤座〜魚座は
社会性と人間理解の成長段階。
乙女座までで自分が出来上がると
天秤座からは社会へ出て
他者と関わります。
天秤座で他者との社交術を身に着け
蠍座で狭く深く相手との関係を深め
射手座で自分探しの冒険の旅に出て
山羊座で現実社会で人生の目的を達成し
水瓶座で革命を起こして既にあるものを壊し
魚座で残った残骸を全て溶かして無に返します。
…という具合で、
説明すると長いんですが
魚座の部分をご覧ください。
水瓶座の革命で
壊された残骸を
魚座では全て溶かして
ドロドロにします。
ドロドロにすることから
「境界線がない」というのも
魚座の大事なキーワードです。
話は戻りますが
そのドロドロになったところから
また次のサイクル(牡羊座)から
新たな生命として生まれるための
命が生まれてくるのです。
そのことから魚座は
生まれる前に
胎児がいる「羊水」や
生命の源である
「海」に例えられます。
全てを無に返すことから
「浄化」に繋がりますし
「母体」「母なる海」からは
「慈愛」や「受容」が
そして
「生まれる前」の世界は
「見えない世界」なので
「スピリチュアル」「感受性」「繊細」
などのキーワードが出てきます。
長くなりましたが
そんな魚座の満月です。
8月31日10時35分に
4ハウスで迎えます。
浄化・手放し・デトックス・リセット
慈愛・受容・スピリチュアル・感受性 etc…
様々なキーワードがありますが
いまの自分にとって
ピンと来るのものはありますか?
ピンとくるものがあれば
それが自分にとっての
テーマになってきますが
全体的には
「終わり」=「浄化」や
スーパームーンで
月と地球の距離が近くなるので
「感受性」や
「スピリチュアル」が
テーマになるでしょう。
満月も新月も
スピリチュアルの世界では
「浄化」と言われますが
満月と新月では
同じ浄化でも意味が違います。
新月は
月が完全に消えて
新しく生まれ変わる「浄化」。
全て無くなって新しくスタートです。
そして満月は
月が満ちるため
「満了」=「完了」。
「終わって次へ進む」という意味での「浄化」。
「終わらせる力」とでも言うのでしょうか…。
今回は満月なので
「満了」=「終わる」力が強くなります。
ここで
お気付きかと思いますが
魚座も「終わり」だし
満月も「終わり」です。
そのため魚座の満月は
/
モヤモヤしているものを
終わらせて
スッキリとして次へ進む
\
という満月になります。
更に今年の魚座の満月は
月と土星が重なるのが特徴です。
魚座は
境界線をなくす星座ですが
土星は逆に
境界線を引く惑星です。
土星は今年から3年間
魚座に居ますが
この間は
●夢と理想が具体化する
●夢と理想が現実の厳しさに直面する
ということが起こりやすいです。
今回の魚座満月は
特にその傾向が強くなるので
心の奥底でモヤついてることへ
きっちりとカタを付ける。
という意味合いが強くなります。
自分の心の準備ができていないと
「厳しさ」が目立つでしょうし
心の整理ができていると
「夢が叶う」というような
ポジティブな現実へと繋がるでしょう。
スーパームーンであることと
4ハウスで起きることから
心の奥底にある根本的な部分へ
アプローチしやすいです。
自分の人生を
決定づけてるような
根深い問題とも
向き合いやすいですし
その頑固な問題を
本当に本気で解消したいなら
とても良いチャンスだと思います。
8月の2度目の満月で
「見ると幸福が訪れる」と言われる
ブルームーンです。
是非幸せな現実を
掴んでください。
素敵な満月になりますように。