得意の東京スーパートンボ帰りで行ってきましたよ
東京バレエ団「眠りの森の美女」@東京文化会館
眠りの森なんて、何度も観ているし、
主役の秋山瑛ちゃん（かわいいので、ちゃん付け
）も
何度も観ているので、
大体分かっているはずなのに…
泣きました
幸せで胸が一杯になって。
まず、プロローグで。
生オーケストラが初っ端
ジャン、ジャン、ジャラララ、ジャ、ジャジャジャジャ、ジャン
と鳴った途端
「あーいいわぁ
生オケ」
となり
（最近みた舞台、録音のばかりだったので）
物語の中に入り込みました。
私は以前、IBC（Iwaki Ballet Company）の
「眠り」で乳母役と貴族の役をやらせて頂いています。
そんなこともあって、
王女が誕生して、みんなで「おめでとう」「おめでとう」と言うところも、
一緒になって「おめでとう」と思いつつ観ていました。
リラの精はじめ、妖精たちの踊りも
幸せを撒き散らしていました
そして、カラボスの登場。
演じるのは柄本弾さんです。
前日はデジレ王子をやって、今日は悪の精カラボスとは
私の中では、
「ザ・カブキ」の由良之助役を観たときから素敵
と思っていて、
どっちかと言うと王子のイメージが強いので、
正反対の悪の精をどんなふうに演るのだろう、
とすごく興味がありました。
ずっと低い姿勢で、
衣装の背中にコブみたいなものを背負ってて、
双眼鏡で見ると、指にゴツいギラギラの指輪をしていたな。
ほとんど踊らず、
（ていうか、踊ってない）
むっちゃ怒って悪態ついて、
ヒーッヒッヒって笑ってて、
まさに、カラボス
王子の気配、全くなし。
前日の舞台では、
長野県安曇野市出身の伝田陽美（でんだあきみ）さんが
カラボスをやられていて、
きっと全く違うカラボスだったのだろうと思うと、
それも観たかったなぁ、と。
（伝田さんは、今回は３幕でダイヤモンドの精でした）
まあ、なんやかんやで
姫が１６歳になり、
そのお祝いの席で
いよいよ主役のオーロラ姫で
秋山瑛ちゃんの登場なんだけど、
もうね、キラッキラ
瑛ちゃんは、
グランジャンプすると、
もう一回空中で浮き上がるの。
まじで背中に羽が生えてるんじゃないかと思うくらい
回りで見ている人々も、（舞台上でね）
うっとりしてるの。
私も、心から、
16さい、おめでとう
って思ったわ。
で、ローズアダージョね。
４人の王子と踊るの。
ここで、私の幸せがあふれちゃって、
目から涙がぶわっと
宝くじが当たったら、
１年くらい山にこもって、
サポート上手な王子を４人雇って
私もローズアダージョ踊りたい
なんて思ってたときもあったけど
これ観たら、
もういいわ、
って気持ちになった
長くなりそうなので、
色々すっ飛ばして
３幕で若い注目株見つけた
青い鳥を踊った
生方隆之介くん
荒削りだけど、
手足が長くてイケメンで、
踊りがキラッキラしてる（語彙力
）
今、これだけダンサーが充実している
東京バレエ団
若手を投入して育てよう、というところ
なんでしょうね。
バレーボールの試合でよく見るやつ
（おそらく）東京バレエ学校の
踊れる子役の皆さんも
とても良かった
そして結婚式最後の
ジャンジャンジャンジャジャ
ジャンジャンジャンジャジャ
ジャーンジャーンジャーン
で、
また、
幸せすぎて涙
これね、
真ん中のダンサーが良いだけじゃ無くて、
コールド（群舞）の人たちからも
舞台上で踊っていない他の人たちからも、
ハッピーパワー
が放たれていないと、
ここまで私たちが幸せになれないと思うのよね。
本当に良い舞台を
見せてもらいました。
幸せ過ぎてこんなに涙が溢れた舞台は
久しぶりでした。
（５回ぐらい泣いた
）