バレエに関するコンテンツを
紹介するシリーズ第1弾
今回はこちら
Netflix映画
邦題「バレエ:未来への扉」
Netflixでたまたまみつけたのがこれです。
実は、インド映画って見たことが無くってですね
インド映画と言えば、パワフルで
急に踊り出す、というイメージがあるのですが
インド映画にバレエってめっちゃ意外、
と思って見てみることにしました
予告編はこちら
<あらすじ>
スラム街に住む才能ある若者2人が、
それぞれのきっかけでダンスアカデミーに入る。
アメリカから来た気難しいバレエ教師に見いだされて、
困難に直面しながら世界には羽ばたいていく。
いいね!と思った言葉を3つ選んでみました
夢と努力は表裏一体だ。
運命が味方するのは夢に向かった努力をする人間です。
昼夜問わずにね。
親が実業家でも、タクシー運転手でも関係ない。
主人公がテレビ番組に出場して、
奨励賞みたいなものをもらったときに、
審査員のおじさんが言った言葉です。
これね、実は、物語の伏線なんですよ。
2回目に見たときに気付きました。
今って、
「夢」とか「希望」って言葉を口に出すのって
どこか恥ずかしい気持ちがあったりしますよね?
インド映画って、
これを堂々と言っちゃうんだなって思いました。
最高に美しいダンスよ。
天使みたいに舞うの。
まるで夢の世界よ。
ただし踊るのは泣けるほど難しい。
エベレスト登頂と同じくらいね。
主人公がダンススクールに入りたての頃、
仲良くなったお金持ちの女の子に、
「バレエって何?」と聞いたのです。
で、その子が彼に白鳥の湖の動画を見せながら
答えた言葉がこれです。
インドでは、バレエがまだまだ一般的でない
ってことを知ると同時に、
私を含め、バレエをやっている人全員の言葉を代弁してくれた、
そんなふうに感じました
クソなのは、宗教対立だろ。
ダンスだけが道を開くんだ。
皆が踊れば世の中はマシになる。
ヒンドゥーのお祭りを見物していた彼ら
主人公がちょっと気になっている
ダンスの上手い少女が踊っているところに
主人公(ムスリム=イスラム教徒)がセッションしてしまい、
怒った彼女の兄が殴りかかって騒ぎになる
という事件が起きます。
家に帰ってふてくされた主人公が、
「バレエなんかクソだ」と放った言葉に、
先生が言った言葉です。
先生もイスラエルの人で、
物語には描かれてなかったけれども
アメリカで苦労してきたのだと思います。
ダンスは世界を救うと信じたいです。
まとめ
物語の最後に
主人公の2人が
アメリカに飛び立つ飛行機から見える
ムンバイの夜景のシーンと
眠りの森の美女3幕のパ・ドゥ・ドウの
美しい旋律に乗せて、
「実話に基づいた物語」とテロップが出ます。
さらに主人公の若者の1人が、
本人役で出演しているそうで。
1回見てもダンスシーンなど
さらっと軽く楽しめるし、
2回目おかわりすると、
貧困問題や、宗教問題、バレエに対するインドの人たちの捉え方
など、ディープな面も理解出来て、
味わい深く楽しめます。
インド映画ビギナーにも楽しめると思います。