ウッキウキで出かけたのは
これが目的
元東京バレエ団プリンシパルの
井脇幸江さんが芸術監督を務める
Iwaki Ballet Company(IBC)
そのガラ公演を
観に行くためでした。
私の席は2階の前の方。
なんでいい席を取らなかったのか?
自分でも謎で
でも、コールド(群舞)の形がよく見えて、
良かったよ。
舞台は2部構成で、
第1部は
新作のコンテンポラリー2作品と
第2部は
現在活躍中のプロダンサーと
による
クラシックの作品。
まずは、1部のコンテの感想から。
で、気付いたんだけど…
私、
コンテの鑑賞眼が無さ過ぎる
「コンテは理解しようとしないの。
感じるの!」
とは、
我が東京の師匠
幸江先生のお言葉。
感じようと思って、
感じてると、眠くなる
で、出てくる言葉が
すごい
のみ
一つ目の
「Les Nocesーイトー」
遠藤康行さんの新作です。
その長さ30分!
20人の若手ダンサーが
あっちへ行ったりこっちへ来たり
固まりになったり
バラバラになったり、
時には誰かの肩や背中に乗って、
高さのある固まりになったり。
遠藤さんの脳みそと
ダンサーの体力と脳みそと
団結力に目を見張りました。
ちょっとつかみ所の無い音楽に、
動きがあってる。
「Les Noces」はフランス語で
「結婚」という意味で、
「イト」は糸・意図の意味だそうです。
2つ目の
井脇幸江さんと厚地康雄さんによる
「Face」
これもまた、中村恩恵さんによる
新作コンテです。
最初に配られたプログラムの裏側に、
この解説があるのに気付かず
これを読んでいれば、
もっと理解出来たのになあ
と、ちょっと失敗
画家「ルネ・マグリット」の
「The Lovers」から着想された作品だそうで、
男と女の感情の機微?
白い簡素なベンチと
ハイヒールを小道具にして、
物語が綴られていました。
井脇さんと厚地さんの動きが
とにかく美しい。
それぞれのスタイルも良く、
惚れ惚れするラインを紡ぎ出していました。
第2部に続きます。