生きていれば、必ず悩みが生まれます。
「あの人がいることで、とても不快になる。」
「やらなければいけなことなのに、どうしても上手くいかない。」
「こうあって欲しいのに、そうはならない。」
「欲しい物があるのに、どうしても手に入れることができない。」
「将来のことを考えると、不安で不安で仕方がない。」等々・・・
そういうふうに悩みが生じるのは、人間である以上当たり前で、
解決方法がなければ、それはどうしようもないことで、
妥協するか、時間に長されて、無かったことにしていくのか・・・
悩みは、悩みであって、
悩みが存在するそのことに疑問を抱くことなどありませんでした。
実は、
宇宙の法則を知ってしまえば、悩みは存在しなくなります。
何故なら、その悩み = 霊性進化プロセス上での課題 だからです。
課題を解いてしまえば、悩みは消滅してしまいます。
ところが、
悩み = 課題だと言われても、どんな課題なのか、さっぱりわかりません。
はっきりと、テストのように、「◯◯の答えを書きなさい。」と言われれば、その答えを解こうとしますが、
霊性進化プロセスの課題は、他の誰にもわからず、課題も答えも、自分だけしかわかりません。
霊性進化プロセスにも段階があります。
何でもそうですが、初めてした時は、
へったくそで、どうしたって上手くできなくても、何が課題かを考えながら、継続さえしていれば、
必ず、上手くなっていきます。
そしてその上達度も、
趣味程度でいいのか、試合で勝てるくらいになりたいのか、県大会や全国での大会で優勝したいのか、それともウインブルドンで試合をしたいのか、向ける意識の方向で変わってきます。
悩み = 課題もこれと同じで、レベルがあります。
それは、課題を見つけることができ、答え(気づき)をみつけることができる体験を繰り返すことで身についていきます。
ただ、霊性進化プロセスの課題は、
「答えを見つけた時に、課題がわかる。」
というしくみになっています。
それが答えだとわかるのは、強烈な気づきと、自分が観る世界が変化することでわかります。
気づいたことで、次元上昇するので、自分が観る世界が変わってしまいます。
今、悩んでいるこの次元には、答えがないから悩んでいます。
答えは、今、自分がいる次元より上にあります。
どんどん課題を解いていくと、次元上昇するので、どんどん心が軽くなっていきます。
気球のバスケットの中の重りを、どんどん捨てていくイメージです。
課題は、必ず、最近自分が何度も考えることや、思い出すことの中にあります。
『鏡の法則』を遣わないと解けないようになっています。
課題の中味は、全て『自我』について、この『宇宙の法則』についてです。
『自我』は、自分の拘り、執着、信念等々、
「わたしが持っていることで、幸せから離れていくから、それを手放しなさい。」ということ。
『宇宙の法則』は、
「こういう法則があるから、こうなるのか。」 というようなことです。
課題は、解けばいいだけではなく、気づいたことを行動し、継続していく必要があります。
課題も、答えも、どうすればいいかも、それは全て「わたしの中にあります。」
わたしが、生まれてから記憶している知識、
わたしが、生まれてから体験してきたこと、
わたしが、生まれてから築いてきた人間関係。
この中味が、豊富であればあるほど、
その悩み = 課題の答えも豊富なモノとして還ってきます。