自分が望む世界を、現実世界で体験したいなら、オーダーが必要です。
それは、レストランに行って、食べたい物をオーダーするのと同じしくみです。
オーダーしなければ、いつまでも料理が目の前に現れることはありません。
オーダー = 決定になります。
レストランで食べ物をオーダーする場合は、その店に置いてある
メニュー表から選ばなくてはなりません。
そこに書かれていないオーダーは注文できません。
宇宙レストランは、メニュー表がありません。
ですから、どんなオーダーをしてもかまいません。
目の前に料理が届くまでなら、いわゆる結果を観るまでなら、オーダーは何度でもしたい放題です。
ただ、「味噌ラーメン」とオーダーすると、必ず「味噌ラーメン」が届きますが、その「味噌ラーメン」が、わたしの望む通りの味なのかは保証できません。
同じオーダーするなら、
「わたしが、最高に美味しいと思うラーメンを食べる。」
とオーダーした方が、もしかしたら塩ラーメンかもしれないけど、味噌ラーメン以外にも、こんな美味しいラーメンがあったのかと思うことになるかもしれません。
オーダーは、「わたしが、最高に美味しいと思うラーメンを食べる。」なのですから。
「食べたい」ではなく、「食べる」 とオーダーします。
「食べたい」は、望んでいる状態だからです。
ウエーターに、「わたし、ラーメンが食べたいんですけどぉ」と言っているようなもので、
ウエーターとしては、
「だったら、どのラーメンを食べるのか、オーダーしてくださいよ。」 と言いたくなる。
宇宙レストランを例えで遣いましたが、
決定するということは、わたしの意識を決定し、行動する方向を決めるということになります。
「◯◯をする。」 と決定すれば、必ずその方向に意識が向き、行動が始まります。
船の舵をとるようなイメージです。
でも、
「◯◯をする。でも、や~めた。」 と決定すれば、必ずその方向に意識が向き、行動はしません。
船の舵をとるのを止めたイメージです。
船が進むのを止めた状態ですから、何も変わりません。現状維持です。
わたし達は、選択することで、1つの体験しかすることができません。
行動すると決めた方向か、
行動しないと決めた方向か。
この毎瞬の選択で、タイムラインはどんどんと創られていきます。
自我の世界では、安定を求めます。変化を好まないのです。
辛い、苦しい、悲しいと言いながら、
こんな人生はイヤだと言いながら、
同じ選択を繰り返し、同じ結果を現実に観るという選択をしています。
オーダーするとは、自分の意識と行動を決定していくことになります。
観えた現実世界は、結果です。
もう変えることはできません。
でも、現実世界に現れるまではまだオーダーできます。
どんな世界を観たいのか、
自分が、どう在りたいのか。
何処に着地点があればいいのか。
目先のことではなく、少し先の未来を観ます。
イメージで言えば、
東京に到着すれば、電車であろうが、飛行機であろうが、船であろうが、手段は何でもいいということです。
わたしにピッタリの手段は、宇宙が采配してくれます。