意識の世界のわたしは、人間世界にいるわたしが、何を思っているのか、何をしようとしているのか、何を欲しがっているのか、どんな体験をして、どんな想いを持ったのか、全てを知っています。
全てを知っていますが、
「・・・で?どうしたいんだ?」
と、いつも望みを叶えようとしてくれています。
現実世界で、誰かにわたしの思っていることや、望んでいることを知ってもらうためには、言葉にするか、文章にしなければなりません。
「何で、わかってくれないのよぉ~」 と、
自分の頭の中では、四六時中考えているので、それが相手にも伝わっていると、大きな勘違いをしてしまいます。
相手も、多分わたしのことを好きでいてくれるだろうと思っても、
本当の気持ちを聞かないとわかりません。
そして、「好き」だと言われたら、
「私も好きです。」
と言わない限り、相手には伝わりません。
お互いの想いを伝えない限り、前に進むことができません。
「嫌いだって言われたらどうしよう。」
「もし、好きだと伝えて、他に好きな人がいるからと言われたらどうしよう。」
想いを伝えて両想いになるか、片思いで終わるのかは、伝えないとわかりません。
伝えたことで両想いになったら、お付き合いが開始され、
失恋した時は辛いけど、それもいい体験で、また好きな人が現れるのを待ってみる。
家族などは特に、何でも言えるように思えて、返って本当に言いたいことは言えなかったりします。
神様にしかお願いできないような願いがあって、
お願いをしたら、その願いが叶うようなチャンスが現実の世界に現れたら、
わたしが、どんなことを思っているのかを伝えないと、相思相愛にはなれません。
「待っていたら、どうにかしてくれるだろう。」
などという考え方をしてしまうと、
いつの間にか、相手の想いが冷めてしまい、チャンスを逃してしまいます。
「鉄は、熱いうちに打て」というように、
今の行動で、鉄の形が決まってしまいます。
「次に、どうすればいい?」
と、自分に質問します。
閃きが、導いてくれます。
そのチャンスと、その閃きが、一見すれば何も関係ないようなことだとしても、
閃きの通り、行動をしていきます。
閃きが、本当に、意識界のわたしからの導きなのかどうかをチェックするには、
胸に感じる感覚と比較することです。
その閃きを行動に移した時をイメージした時、胸にどんな感覚がするかを確認します。
モヤモヤしたり、やりたくない感覚、何かちがうなぁ~と思うようなら、その閃きは遣いません。
もう一度、仕切り直しです。
自分が思っていること、これからやろうとすることと、胸の感覚は常に比較します。
胸がざわついて、モヤモヤしているのに、頭で考えたことを無理やりやろうとすると、
おそらく上手くいきません。
もっとも、それも体験です。
「こういうモヤモヤしている感覚で選択すると、失敗するのか」と、
自分の感覚を日常的に遣います。
「きっと、こんなことを言うと、怒ってくるだろう。」
「きっと、こんなことを言うと、嫌われてしまうだろう。」
そう思っているから、その通りになります。
現実世界では、想いを伝えることは、とても大切なことです。
上手く話せなくても、上手く伝えれなくても、
本当に伝えたいことは、伝わります。