わたしの思うようにならない世界。
でも、スピリチュアルの本には、「思うようになる」と書かれている。
でも、どの本を読んでも、わたしの「思うような世界」にはなりませんでした。
どんなに願っても、願ったことは叶いませんでした。
それは当たり前のことでした。
何故なら、宇宙の流れに反していたからです。
宇宙の流れは、「肯定」「在る」という流れです。
願いを願うということは、今、それが「ない」からです。
だから、それが「今、在る」ようにイメージすればいいと、スピリチュアルの本には書かれています。
でも、それで叶ったことは、ありませんでした。
逆に、
「確かにそう思っていたけど、そうだといいのになぁ~」と思った程度のことは、叶ってしまいました。
わたしは、この差がなんなのか、心底知りたいと思っていました。
言い方を変えれば、コツを知りたいと思ったのです。
そして、やっとみつけました。
例えば、
「大富豪になりたい。」
そう思った時、本当に自分が、大富豪になれると思っていますか?
他には、
自分の中で、
「何だか、このままでは不安だなぁ」
そう思っているのに、成功したことがありますか?
でも、
「トマトは、買える。」自信がある。
「え~っ。トマトと願いは関係ないでしょう?」
そう思うでしょ?
でも、同じなんです。
「大富豪?成れる成れる、あんなの簡単。」
そう思ってる人は、もう大富豪に成ってる。
トマトを買うくらい、自分が当たり前に、簡単に成れると思っているようなことは、
タイミングが合えば、必ず成れるんです。
もちろん、トマトを、お店に買いに行くとか、トマトを買えるだけのお金を持つことができているというプロセスは必要です。
もしくは、自分でトマトを栽培するとかね。
そういう、トマトを手に入れるというプロセスは、必要です。
そして、一番大切なのは、
自分が宇宙と、つながっているということを、心底、何の疑問もなく、当たり前のように信頼しているかどうかです。
「あぁ、きっとこの願いは叶うから、宇宙にお任せしておいて、わたしは、今、目の前にあることを、一生懸命にやろう。」
そうすれば、わたしの胸の奥に、
「やってみたい。」
「やりたい」
という感覚が湧いてきて、
誰が何と言おうと関係なく、「やりたい」という気持ちが湧いてきて、それを実行していくと、
いつの間にか、願っていたことが叶ってしまう。
人間意識だけでも、願いは叶うことはできます。
お店を持ったり、会社経営したり、そちらの方向へ手続きをして実際に行動していけば、その願いは叶います。
でも、叶うのは、その方法のルートだけで、
思いもよらない願いの叶い方はしません。
ただ願いが叶うより、
『意識の世界のわたし=宇宙』と『現実の世界のわたし』が、タッグを組んで願いを叶えていく体験は、
「もう、これ以上の幸せはないだろう。」と思えます。
人間意識だけでは味わえない満足感です。
『意識の世界のわたし』は、わたしのことを全て知り尽くしています。
どんな体験をしてきて、どんな知識を持っていて、今、何を考えていて、本当はどう思っているのかも、全て知っています。
いつでもサポートしてくれるし、
いつでも相談にのってくれるし、
いつでも与えてくれます。
その存在を知らずに、人間意識だけで、この現実世界を生きようとするから、しんどいんです。
『意識の世界のわたし』の存在が、本当に在るとわかるには、会話する方法しかありません。
最初は、聴こえないし、聴こえても信じられないけれど、
「ねぇ、どう思う?」
「どうしたらいいかわからないから、教えてよ。」
そうやって、自分の内側に問い続けていきます。
必ず、これが答えだとわかる日がやってきます。
心底信じないと、絶対に答えは聴こえないようになっています。
「思うような世界」は、確かにありました。