「わたし」とは、いったい何か?
そう問われたら、
「わたしは、わたしで在るもの」 それ以外に答えはない。
何年か前に読んだ本に、そう書かれていました。
「意味わかんねぇ~」
その時は、そう思いました。
今でも覚えている、幼い頃の記憶があります。
小学1年生の頃、わたしは、とても悩んでいました。
「わたしは、何故、ここにいるのだろう。」
「わたしがいなくなったら、わたしはどうなるのだろう。」
「何の為にわたしは生まれてきたんだろう。」
「人は、何の為に生きているんだろう。」
そんな悩みです。
毎日毎日、自分に質問していました。
答が出なくて、苦しくて苦しくて仕方がありませんでした。
考えなければいいのに、考えてしまうのです。
同級生に、
「ねぇ、人は何の為に生きているのかって考えたことある?」 と質問すると、
「なにそれ」
そんな返事が返ってきました。
それからは、友達にその話しはしなくなりました。
学年が進むにつれて、その質問を自分にしなくなり、
中学生の時に、「あぁ、楽になった。」
そう思ったのを、今でも覚えています。
あれから50年以上経って、
ようやく、答えがわかりはじめてきました。
自我の真逆は、真我と言われます。
わたしは、自我の世界の存在がわかったとき、
自我の世界ではない、もう一つの世界が在るんだと思いました。
それが、真我の世界なのかもしれませんね。
次の扉、開けたいなぁ~