自我は、現実から逃げるのが、大の得意です。
日常生活で言えば、
めんどくさいと思うこと。
複雑だと思うこと。
時間がかかりそうだと思うことからは逃げ、
仕事で言えば、
やったことがないこと。
今までやっていた仕事に、プラスされるようなこと。
誰も見ていなければ、適当にしてしまうという、やり切ることから逃げ、
人間関係で言えば、
うるさい人。
何度も同じことを言う人。
お説教をしてくる人。
自分と価値観が合わない人からは、逃げようとします。
いつも逃げていますから、
そのことと向き合って、やり切った体験はしたことがありません。
だから、いつまでも、同じループの中で、周り続けることになります。
相手や場所や環境が違っていても、同じことを体験しています。
「いつも、◯◯になってしまう。」
そう気づいた時が、チャンスです。
何処かでタイムラインを変更する位置があったはずです。
「いつも、◯◯になってしまう。」のは、いつも同じ選択をしているからです。
その変更すべき位置をみつけるには、
自分の意識と、外に観える世界を、常に照らし合わせて観ていくクセをつけ、
自分が、どんな言動、どんな行動、どんなことを思っていたのか、明確にわかるように、
いつも自分を観ている必要があります。
人は、他人の観察はよくできますが、自分の観察は全くといっていいほどしません。
それをしたらどうなるのか。
タイムラインを変更できる面白さを体験できる世界が、ここにあります。